老舗菓子店千秋庵本店へ
1921年創業の老舗菓子店「千秋庵本店」が再オープンしたのは2020年4月24日のことです。
千秋庵ビルは新ビルに建て替えが行われ、2020年4月には竣工し上層階のホテルと共に一緒にオープン予定でした。
でも、コロナウイルス感染拡大の影響でホテルはオープンを延期し、千秋庵本店のみひっそりと一階でオープンしていました。
今回やっと行ってこれたのでリポートします。
歴史が感じられる千秋庵本店店内
店舗内は、以前のお店よりもコンパクトになったものの千秋庵愛が感じられる造りになっています。
壁側には2021年で100周年を迎える千秋庵の歴史についてが刻まれていますし、創業当時に使用したお菓子の木型も飾られています。
焼きたてノースマンや人気商品の数々
入店してから気になっていたよい香り。
その正体を知るべく店内を見渡すと、「焼きたてノースマン」の文字がありました!
通常のノースマンはこしあんなのですが、新登場で粒あんが出ていることを知りました。
もう香りから誘われているもん、食べないわけはないでしょう。
店内には座って食べる場所が5席程あり、お店の雰囲気を感じながらいただけます。
せっかくなので新発売のつぶあんノースマンをいただきました。
店内ですぐに食べたので熱々でしたがそれが美味しさを更に引きたててくれます。
家にもち帰って食べるのもいいですが、その場で食べてしまうのがオススメです。
写真を撮り忘れるくらい夢中で食べてしまいましたが、外側はパリッとサクサク食感。
そして粒あんも甘すぎなくてお菓子好きな私は2,3個ペロっといけちゃいそう。
もちろん通常のノースマンも販売されています。
メロン味が期間限定で販売されていました。
そして今だから渡したいお菓子「北国のコロナ」。
思わず店員さんに確認してしまいましたが平成4年からある商品だそうです。
「コロナに負けずにがんばろー!」とプレゼントすると喜ばれるかもしれませんね。
期間限定・個数限定「至高のいちご大福」
ノースマンをたくさん食べずにお腹を空けておいたのは、期間限定のいちご大福が目当てだったからです。
東神楽町で作られた高糖度のいちご「夏瑞(なつみづき)ロイヤル」を使ったいちご大福が期間限定(7/10まで)で発売しているんです。
「至高のいちご大福」として千秋庵で期間限定、個数限定で販売しています。
この季節だけの道産いちごで、1粒がとても大きく糖度が15度から16度と貴重ないちごです。
千疋屋で販売価格を見てみると12~15粒で13,290円でした(@@;)
「至高のいちご大福」は1個600円なのでご安心を。
何度か完売の看板を目撃していましたが、残り4個のところでやっとゲットすることができました!
貴重ないちご大福を店内で美味しくいただきましたよ。
いちごは本当に甘くてまったく酸っぱさが感じられず、あんことふんわり大福の生地でとっても幸せな気分になります。
店員さんにお聞きすると天気にもよりますが、土日はオープンから1時間程で完売。
平日でもオープンから2時間ぐらいには完売してしまうくらいの人気商品だそうです。
北海道内のその季節限りのフルーツを使用してお菓子を作る千秋庵ならではの試みが素敵ですね。
「至高のいちご大福」がまだあるかどうかは千秋庵の公式インスタグラムからも確認できます。
90m地下からの湧き水とソフトクリーム
旧千秋庵本店内にもあったお菓子にも使用しているという地下90mからくみ上げているお水も店内にありましたよ。
今は工事が終了して間もないために、飲み水としては提供していません。
時間が経てばまた自由に飲めるようになるとのことです。
そしてお得なウラ情報を聞くことができました!
本店にあった定番の牛乳ソフトクリームですが、現在は店内のどこにもメニュー等の表示はないもののお願いすると作ってくださるそうです。
これから夏にかけて暑くなってきますから、メニューに出すと飛ぶように売れるはずなんですが事情があるんでしょうね。
正式に再販売は開始されるとは思いますが、店内の何処にもソフトクリームの文字が見当たらなかったら店員さんにコッソリ注文してみてくださいね。
ちなみにソフトクリームの提供は本店と麻生店のみですが、本店の方が少し大きいようですよ^^
※来店した様子の一部は2020年7月7日(火)北海道テレビ イチオシ!!16時台で放送されました
千秋庵本店
札幌市中央区南3条西3丁目13番地2
(※新ビルへGoogleMAPがまだ更新されていません)
営業時間 10時から20時