札幌パルコは順次改装予定
1975年(昭和50年)に開店した札幌パルコは若者向けメインのファッションビルとして、札幌に長い間君臨してきました。
2020年の春までに、売り場面積の約6割近い広さを順次改装予定です。
ビル自体は老朽化が進んでいるものの、改築予定はいまのところありません。
内装を一新させ、ファッション系の店舗が新規出店の予定です。
2019年4月には、地下街から直結の地下2階に小規模のフードコートをつくり、チャレンジショップ等の新店舗をいれています。
今日も現在出店中の「ティーサイン&タピオカティーバー」には、行列ができていましたよ。
9月12日予定で、地下1階から地上2階も改装オープンする模様です。
新規でファッション系の2店舗が出店するほか、現在のある店舗のトゥモローランドやユナイテッドアローズ等も最新デザインに改装したり、売り場移動させる様です。
10月から11月はファッション系を中心とした3,4階の改装。
2020年3月には、更に無印良品や島村楽器が入る5階から7階を改装する予定。
更には2020年夏には8階レストランもリニューアルオープン予定です。
札幌パルコの売り上げ
札幌パルコは、全盛期だった1990年代に約250億という売り上げ高をだしていますが、2018年2月の売上高を見ると134億とかなり減ってきています。
北海道新幹線の札幌延伸に伴う新幹線札幌駅周辺の再開発が進むことで、大通駅周辺よりも札幌駅周辺の方に顧客が流れている傾向があります。
また、インターネット通販の普及により売り上げが落ち込んできたという背景があります。
改装でテコ入れをして、ファッション感度の高い若者や外国人観光客の取り込みを強化するとのこと。
周辺には4丁目プラザやFoever21・GU・H&M等もあり、競争が激しい場所です。
パルコ本体も、東京渋谷再開発の影響もあり2018年は減収減益でした。
2019年は新渋谷パルコや2018年の宇都宮パルコと熊本パルコの営業終了決定により、増益を予想しているようです。
まとめ
やはり若い頃はよく行っていたパルコも、年齢とともにレストランぐらいしかいかなくなってしまいました。
商品自体が若者向けなので、スルーしちゃいます。
時々ポプテピピックの様なイベント店舗等があると娘の希望で行きますが、やはりターゲットが違うと足が遠のいてしまいます。
とはいえ、札幌パルコは大通周辺の大きな商業施設なので無くなってほしくはないです。
大通公園からすすきのの間のビルは、どこも老朽化が進んでいます。
周辺では南2西4のピヴォ周辺再開発案があがっていたり、南2西3サンデパート跡地再開発は進行中ですし、南3西3の千秋庵ビルも建設中です。
長い間、札幌のエンターテイメントとしてあったスガイディノスの解体も決まり閉店しました。
パルコの建て替えは周辺店舗やビルが完成してから行わないと、大通駅周辺は閑散として札幌駅前に顧客がいってしまいそうな気がします。
札幌パルコ改装で、顧客が戻ってくるといいですね。
https://sapporokara.com/2020/02/19/mujirusi-2/