札幌-再開発

南3西1旧札幌スガイビル解体、周辺と再開発も

旧スガイビル解体へ

南3西1のディノス札幌中央ビル(旧札幌スガイビル)の数年後の解体が決まったようです。

 

ビルは建設から50年余りが経過して、老朽化が進んだことや娯楽の多様化で営業成績も低迷していたためです。

3月末までに跡地利用の計画をまとめる予定ですが、ホテル誘致の見通しが高そうです。

跡地で周辺ビルとの共同開発も呼びかけており、すすきの周辺の大規模な再開発事業になる可能性もあります。

周辺ビルも老朽化が進んでいるため、ホテルの他にマンション、オフィスビル、娯楽施設を含める複合施設も検討されています。

4年以内にビルの解体を進める予定です。



解体し再開発を決断したのは地震が原因

北海道内で「ディノス」といえば、遊びのエンターテイメントで有名な施設です。

道内各地で映画館やボウリング場、ゲームセンター等を運営しています。

北海道内では札幌、旭川、帯広、千歳等の全16店舗、札幌市内は4店舗あります。

北海道札幌市に本社を置き、ゲームセンター事業・ボウリング事業・シネマ事業を手がけてきました。

2018年9月の北海道胆振東部地震のあとに、耐震不足をいままで以上に認識し、建て替えは急を要すると判断した模様です。

地権者が21の個人や企業であることや、いままでビル内に入っていたテナントの意向も踏まえて今後の事業を決定する予定です。

趣味や好みの多様化に対応

エンターテイメント企業は、ディノスに限らず趣味や好みの多様化に対応するために様々なエンターテイメントを提供しています。

20年ほど前は飲み会の後はボウリングなんてことが多かった気がしますし、映画館でデートが定番だったと思います。

いまはまったく違うものになってきていますよね。

更にゲームセンターは今は大会ができるほど台数をそろえてメッカになるような場所にしたり、ゴルフバーがあったりUFOキャッチャーもキャラクター設定がされていたりと多種多様になってきました。



まとめ

旧スガイビルは、札幌の娯楽の象徴的な場所でした。

戦前の芝居小屋から旧札幌劇場を経て、ボウリング場、映画館、カラオケ、ゲームセンター、ビリヤード、サウナ、バー、卓球場と様々に姿を替え、札幌市民に長く親しまれてきた娯楽施設です。

すすきのや大通で飲んだら、その後は流れる場所の定番でした。

少し寂しい気もしますが時代には逆らえませんね。

札幌の新しいエンターテイメント施設に期待しましょう。

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