道の駅サーモンパーク千歳
北海道内86番目となる道の駅「サーモンパーク千歳」は2005年6月にオープンしました。
2015年にはすぐ隣に「サケのふるさと千歳水族館」も開館し、人気のスポットとなっています。
2023年2月に千歳市の指定管理者変更をめぐって既存テナントの退去が急すぎる等と問題になりました。
もめてはいたものの所有者の変更で5か月間の休業、改装期間を経て2023年8月26日に再オープンしたばかり。
訪問した日はたまたま再オープンしてから初めて行われた「インディアン水車まつり」の日でした。
千歳川の秋の風物詩のインディアン水車と食を楽しむイベントです。
2023年のサケの遡上の様子と美味しいサケをいただいてきましたよ。
インディアン水車
日本屈指の水質を誇る支笏湖からの水が流れる千歳川は、サケ増殖事業発祥の川で秋になるとたくさんのサケが遡上するんですよ。
その千歳川に設置されている捕魚車のことは通称「インディアン水車」と呼ばれています。
1896年(明治29年)に設置しているので2023年で127年という歴史をもっている水車なんです。
川をせき止めて一か所だけ魚道をあけておき、そこに入ってくるサケを水車で捕獲する仕組みです。
電力を使わずに水力だけで回っている魚捕獲用の水車は全国でもこのインディアン水車のみといわれています。
サケの遡上時期は8月中旬から12月上旬ですが、寒くなる前の9月・10月に見学するのがおすすめです。
インディアン水車の稼働は24時間ずっとで、水揚げ作業は随時となります。
駐車場利用も無料ですので、車で行ける方はこの時期寄ってみるといいですよ。
捕獲網に入り、すぐ横の木箱にピチピチと元気なサケがはねて入っていく様子がみられ、見学者から声があがります。
サケのふるさと千歳水族館
隣接する「サケのふるさと千歳水族館」では、なんとサケの様子が千歳川の側面にガラスが入っており今目の前で千歳川を泳いでいるサケが見られるんですよ。
雨が降った後だったので水は少し濁っていましたがサケをたくさん観察できました。
もちろんサケがどのように旅をして千歳川に戻ってくるか等も掲示されており学ぶことができます。
サケ以外のお魚についても、大きな水槽があったりタッチプールがあり楽しめます。
キレイなタッチプールで、水槽下の魚の影もきれいで楽しめました。
別水槽でドクターフィッシュもおり、子供達でにぎわっていましたよ。
千歳川の中をライト等で再現した空間もあり、体験しながら学習できるのが良かったです。
営業時間は冬は短いので注意が必要です。
※年末年始やメンテナンス休館日があるので注意
2023年3月1日~2023年11月30日 営業時間:9:00~17:00
2023年12月1日~2024年2月29日 営業時間:10:00~16:00
千歳サーモンパークの美味しい食事
水族館でサケについて学び、実際にサケの遡上をみてからお楽しみの食事としました。
せっかくなので新鮮な「サーモン堪能定食」(税込み1,408円)をオーダー。
なかなかのボリュームですよね。
お腹いっぱい大満足でした。
「海鮮丼とと丸」さん以外にもたくさん魅力的なメニューがありましたよ。
マルシェでテイクアウトもできます。
まとめ
大人気の「道の駅サーモンパーク千歳」でのサケづくし体験を書いてみました。
サケは今時期が一番美味しい時期ですね。
学んで観て新鮮なサケをいただいて、地域の美味しい特産物などを知るという北海道に住んでいてよかったぁと思える場所です。
札幌駅から千歳駅へは快速エアポートで30分程の所要時間で行けますし、千歳駅からも徒歩15分程です。
北海道の秋を堪能するのにおすすめの場所です。