札幌市で10月1日以降に変更されること
暑い夏から少しずつ涼しい日が増えてきた札幌ですが、4月から9月のいわゆる上半期が終わり10月1日からは下半期となります。
10月1日以降に札幌市で変わることが複数ありますので、あげていきます。
JR札幌駅通路閉鎖
2022年9月30日で札幌駅前にあるパセオが閉店を迎えます。
それに伴い、札幌駅改札から外に出るパセオの通路が一部閉鎖されたりエスカレーターが使用できなくなります。
1階は通路がそれぞれ東西一本になってしまうのでご注意ください。
また9月末と10月下旬に札幌駅改札前にある下記の店舗も閉店となります。
9/30(金)閉店
・おにぎりのありんこJR札幌店
・リトルマーメイド札幌店
・KINOTOYA BAKE
・QBハウスJR札幌駅南口店
10月下旬頃閉店
・北海道四季彩館
・弁菜亭 西コンコース店
パセオの閉店は知っていても通路の閉鎖は知らない人もいらっしゃると思うので、少し混雑することも予想されます。
パセオは駐車場も閉鎖されますのでご注意ください。
更に、改札から見て北口側の東西通路が工事中で閉鎖されていますが、11/1(火)からは南側通路も閉鎖される予定です。
通勤通学でJR札幌駅を使用されている方はご注意ください。
新幹線工事に伴う通行止め・車線規制
新幹線工事に伴い2022年10月1日から通り抜け不可の道路が複数あります。
北5条(手稲通)から西8丁目通・西9丁目通が通り抜け不可となります。
引用:札幌市 新幹線工事に伴う札幌駅西側の交通規制について
石山通と西7丁目通りは夜間の車線規制ですが、西8丁目通と西9丁目通りは完全に通り抜けできなくなる模様です。
もともとある緑道は、工事期間中は歩行者も通れないようなので通勤通学に利用されている方はご注意ください。
工事は2027年(令和9年)頃までの予定とされています。
歩行者の迂回ルートは以下です。
とても長い間不便が続きます。
SAPICAポイントの付与率が引き下げへ
SAPICAは、札幌市内の公共交通機関を利用すると付与率が10%でした。
これが、コロナウイルスの影響で乗車人員の減少により大幅な収益減少が続いているため10%から3%へ引き下げになります。
実質値上げということになります。
乗車収入については、コロナ前の2019年と比べると約20%の減収となっている模様で、3年間で約300億円の減収が見込めるとされています。
乗車人員から見ていきますと
2018年度に63万人だった乗車人員が、2021年には約48万人に減少しています。
コロナで外出を止めたりテレワークができるようになり出勤しない方が増えたからと考えられます。
SAPICAの履歴をあまり見ることがないという方もいらっしゃると思いますが、10%還元されるって結構すごいことだと思いますよ。
(※250円区間は25ポイント、290円区間は29ポイント加算されています)
10月1日からは3%の付与率となってしまいます。
ちなみにサピカという名称は
「サッと取り出して、ピッと利用できるSapporo(さっぽろ)のICカード」
から名付けられているそうです。
まとめ
やはり北海道新幹線延伸の影響が大きく札幌駅周辺の工事がすすめられているため、今後も道路工事での閉鎖や車線規制はでてきます。
札幌駅構内の延長にあるパセオやそのほか改札周辺の店舗の閉店は、札幌市民にも観光客にとっても不便に感じることが多くなると思います。
商業施設は2020年のすすきのラフィラを皮切りに、4プラ→イケウチゾーン→そしてパセオが閉店。
1972年の札幌オリンピック時前に建てられた建物が更新期を迎えているためで致し方ないところもありますが、こんなに一度に閉店を行わなくても・・という気も個人的にはしております。
JR札幌駅では11番線ホームの建設が終了し、10月16日から供用開始予定となっています。
地下鉄さっぽろ駅のホーム増設も2028年竣工で行われることとなっています。
今後も札幌市内の再開発や建物の変化を追っていきます。