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小樽に観光客がいない・・緊急事態宣言から一週間

緊急事態宣言から一週間

鈴木知事が新型肺炎コロナウィルスの拡大防止のために「緊急事態宣言」をしてから一週間経ちました。

外国人観光客に加えて道内客や地元客の動きもとまり、特に観光業には大きな打撃をうけています。

一週間前には緊急事態宣言で緊迫しましたが、外出禁止が先週よりは緩和されたことで札幌のお隣の小樽まで行ってきました。

札幌から小樽へはJR北海道やバスをつかうと1時間程でいけますが、バスの方がリスクが高いかなと考えJRで移動しました。

まず驚いたことは、小樽行のJRに乗客が少ないことでした。

JR小樽行

普段は、平日でも観光客でいっぱいで座席に座れない程混んでいます。

明らかに地元の方のみという感じでした。

小樽駅前の様子

いつもは小樽駅に到着すると狭いホーム通路に人があふれんばかりにいますが、今日はひっそりしていました。

閑散とした小樽駅ホーム

昔は小樽に住んでいたこともありますが、こんな小樽駅はみたことがありません。

更に改札を出た後に、駅構内には人がいなくてビックリしました。

閑散とした小樽駅構内

写真撮影でにぎわっている小樽駅前や目の前の駐車場もガランとしています。

小樽駅駅舎前小樽駅前道路

札幌駅前もいつも以上に少ないですが、そんな比ではありません。

駅前に停車している観光バスも1台も駐車されていませんでしたし、人影もまばらな状態。

小樽市は高齢者が多い街なので、地元の方も感染を恐れて外出を自粛しているのだと思われます。

小樽の観光通りである堺町通りへは行かなかったのですが、やはり同様で人通りがなく観光バスも駐車されていない模様。

営業を自粛する店舗もではじめています。

コロナウイルスの収束と観光業の復帰を祈るしかない

今回のコロナウイルスの影響で、札幌や小樽をはじめ北海道全体が経済を観光業にゆだねていた現実が浮き彫りになりました。

もちろん誰も予想できるものではないので致し方ないとは思いますが、観光業以外に何か街が潤うための施策が必要です。

 

観光庁の2019年のデータによれば、外国人観光客のうち約半数は中国と韓国からとなっています。

消費意欲が旺盛で、観光業のみならず多くの業種で影響力は大きく日本経済・北海道経済に直結しています。

コロナウイルス感染拡大の収束が見えない限りは、この状況が続きそれに資金が耐えきれない企業もおそらくたくさん出てくると思います。

まとめ

自分の元住んでいた街の見たことがない寂しい様子を見ると、新型コロナウイルスの影響がいかにコワイ恐ろしいものに感じました。

平常時はにぎやかな場所に人がいないことで、とても怖く何か映画の一場面でもみているかの錯覚になりました。

北海道新聞の地方版には「小樽の経済が持ちこたえられなくなる」と小樽観光協会からのコメントがありました。

小規模な業者はすでに影響が出始めており深刻化しています。

この1,2週間が目途とマスコミでは報道されていますが、すでに影響は大きく広がっているんです。

人口が多い札幌にいると気づかないことが、一たび違う場所に行くと顕著に影響を受けているのを目前にし唖然としてしまいました。

早く収束に向かって、日常をとりもどしてほしいと切に願っています。

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