札幌地下鉄の接近メロディ2024年3月末まで
2019年2月4日から札幌地下鉄で「接近メロディ」が流れています。
1972年の冬季オリンピック開催時のテーマ曲だった「日と雪のバラード」をアレンジしたものです。
この接近メロディがオリンピック招致終了となったため2024年3月末で終了とのことです。
首都圏では発車・接近メロディが私鉄などのあちらこちらで趣向があり面白く思っていました。
札幌に帰ってきて「こんなに静かだっけ・・・」って思った記憶があります。
だから接近メロディが始まった時は少しうれしかったんですけどね。
この音楽を駅で流して、招致機運を高めようというのが目的だったのでそれを果たせなかったと考えれば終了も致し方ないとは思うのですが・・・。
オリンピック招致が終了しても札幌のご当地メロディとしては、あってもいいんじゃないかと思いますが、どうでしょう。
懐かしんでいた方もたくさんいらっしゃると思います。
音楽が流れているのは対象の26駅のみ
ただ、接近メロディがながれていたのは札幌地下鉄49駅のうち26駅のみです。
駅の構造上で、線路を挟んで設けられたホームの駅(相対式ホーム)の駅を基本として流れていたんですよ。
南北線 | 北34条、北18条、北12条、大通、すすきの、中島公園、幌平橋、中の島、平岸、自衛隊前、真駒内 | |
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東西線 | 二十四軒、西28丁目、円山公園、西18丁目、菊水、東札幌、南郷7丁目、南郷13丁目、南郷18丁目、大谷地、ひばりが丘 | |
東豊線 | 新道東、環状通東、北13条東、大通 |
どうして音楽が流れる駅と流れない駅があるのか不思議に思っている方もいたと思います。
島式で接近メロディを流した場合は目の不自由な方がどちら側の到着音かわからないため対面式のホームにのみメロディを流すようにしたんですって。
※対面式ホームとは、ホームとホームの間に上下線の車両が走っている駅
真駒内駅に関してだけは島式ホームですが、札幌オリンピックを象徴する駅ということや次の駅までの走行時間が長い事等により導入していた模様です。
発車メロディではなく接近メロディ
「発車メロディ」が都心の私鉄などので多い中で、札幌地下鉄は「接近メロディ」です。
でも、「到着メロディ」「接近メロディ」もJR東日本圏内や京王電鉄でもあるようですよ。
また「発車メロディ」は駆け込み乗車を増やすというデメリットがあるそうなので、接近メロディにしたと思われます。
まとめ
チュンチュンという札幌地下鉄のゴムタイヤの音の後に「〇〇方面、何番ホームに到着します」→接近メロディという順になっています。
札幌地下鉄の接近メロディは、3月で終わってしまいますがちょっと意識して耳を傾けてみてはいかがでしょうか。
https://youtube.com/shorts/4frPTgQO-mE?si=dOeWL2WhV1zQ4cKS