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狸小路2丁目「狸COMICHI」が2022年8月30日にオープン狸神社も移設

狸小路2丁目「狸COMICHI」オープン予定

狸小路2丁目で工事中だった「狸COMICHI」が2022年8月30日にオープンしました。

「狸COMICHI」は北海道各地の食文化を発信する横丁です。

狸COMACHI

引用:狸COMICHI計画概要

1階に道産活魚・生鮮食材の産直市場

2階に屋台ストリート

18区画に分かれており、札幌だけではなく北海道内の美味しい食事がいただけるというのが特徴です。

1階の鮮魚売り場に併設しているレストランでは鮮魚を持ち込んだらその場で料理してくれるそうですよ。

刺身・炭焼き・煮つけ・アヒージョ・フリット等の食材に適したおすすめの調理方法で素材の味をひきたててくれます。

各店舗はカウンターが中心の横丁スタイルなので、お店の方だけではなくお客同士のコミュニティも生まれそうな空間です。

1階

ニセコ → ブライアンブルー(クラフトビール)

小樽  → 寿司処おたる亭 弥助

道内全般→ 大衆イタリアン酒場 狸の休日

江別  → ハンバーガーレストランルートナイン

小樽  → 天使のわた雪(スープカレー、パンケーキ)

道内全般→ タルタル酒場バレルバレル(串揚げ)

道内全般→ 彩ノ匠 (海鮮丼・おでん)

鮮魚店・海鮮居酒屋 → シハチ鮮魚店

マルシェ → とどしま青果店

2階

函館  → 十字屋珈琲店

オホーツク → 炉ばたと燻製 炉(あぺおい)

平取  → おにくとトリュフ

滝川  → 花尻ジンギスカン

室蘭  → 室蘭焼き鳥 富士山

札幌  → 麺荘しらかば(ラーメン)

帯広  → ランチョ・エルパソ(洋食とバル)

旭川  → 北海道肉巻き 捌格

札幌  → 中華厨房 真生果(まさか)

札幌  → 餃子小籠包 富士山

弟子屈 → 蝦夷前そばと豚丼 北堂

レイアウト

出店者は全道各地から集まった店舗で、施設内のPRスペースにおいてそれぞれの映像や写真を流すことで、地域交流や誘客を促すことができます。

狸comichi

店舗ピックアップ

いままで札幌になかった店舗がほとんどなので、いくつかお店を紹介します。

彩の匠」は、昼は自分の好きなネタをの選んでのせていく勝手丼スタイル、夜は北海道各地から厳選して取り寄せた素材を使用した料理です。

観光客はもちろんですが、地元の人にも気軽に寄れるお店になりそうですね。

花尻ジンギスカン」は、すすきのにもありますが、滝川市のお店です。

たれ漬ジンギスカンの元祖で、その美味しさを受け継いだブランドが「花尻肉店」です。

「花尻ジンギスカン」は「花尻肉店」の伝統を受け継ぐ味付きジンギスカンを提供してくれますよ。

ランチョ・エルパソ」は帯広にあるビアレストランです。

十勝帯広のどろぶたを使用したハムやソーセージが人気。

地元食材を使用し、自社工場で徹底的にこだわった素材を使用して美味しい料理を提供してくれます。

 

「室蘭焼鳥 富士山」は室蘭やきとりを食べたことがないので気になります。

(「室蘭焼鳥」は、”とり”といいつつ豚肉で肩ロースなんですよね。)

室蘭市内で給食に出るほどメジャーなんですって。

私、このお店は狙ってます^^

狸神社も「狸COMICHI」に移設

狸神社が仮住まいで5丁目から4丁目に移っていましたが、今度は2丁目の狸COMI CHI前が正式な狸神社となるようです。

狸comachi

引用:狸COM ICHI計画概要

「本陣狸大明神社」といって狸小路商店街の守護神もしくは地域の守り神として鎮座する神社です。

通称「狸神社」。

1973年の狸祭り20回目と狸小路100周年記念を迎えたことで建立されました。

狸小路5丁目のJRAウインズB館前にありましたがビルが解体することになり、狸小路4丁目に仮の形で鎮座していました。

狸神社外観

写真:2021年9月撮影 狸小路5丁目センタービル

狸神社

写真:2022年2月撮影 狸小路4丁目

そして今度は狸小路4丁目から狸小路2丁目に移設となります。

狸地蔵は、「狸水かけ地蔵」といって、柄杓で水をかけたり各部をさわることで8つの恩恵があるといわれています。

・頭に手を触れれば知恵を授かり学業上達す
・目鼻をさすると他を抜き合格、当選、就職きまる
・肩から胸をさすれば恋愛成立、良縁をさずかる
・太鼓腹をなでると安産、育児疑いなし
・通帳にさわれば、信用を高め名声を得る
・杖をこすれば交通安全、災難を除き幸運を導く
・前へ金をたたけば商売繁盛、金運開く
・尻尾を押えると回春旺盛を増す

引用:Wikipedia

移設先のイメージでは柄杓と手水舎があるので、お水をかけられるようになりそうです。

狸小路アーケード内にあるので人目について、拝むのはちょっと勇気がいりますが街中にこんなご利益がある場所があるとうれしいです。

今度は新しい建物ですし狸神社の安住の地として鎮座できそうですね。

まとめ

狸小路商店街は明治6年(1873年)から続く北海道内では最古で最大級の商店街です。

約1kmの区間が7ブロックに分かれて様々なお店がひしめいています。

「現金つかみどり」が有名で、応募者の中から選ばれた人が千円札のつかみどりができます。

昔は1万円札で行っていたこともあったそうですよ^^

現在は来年の150周年に向けてアーケードを改修中です。

狸小路3丁目の新ビル「モユクサッポロ」も建設中ですし、「狸COMICHI」のオープンを皮切りに新しい狸小路となっていきそうですね。