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セイコーマートが人気の理由 様々な形の店舗、自由度の高さが強み

セイコーマートが人気の理由

セイコーマートといえば、北海道のコンビニとして道民誰もが知っているコンビニですよね。

では、なぜ人気なのか理由は複数ありますのであげていきます。

品数の多さ

セイコーマートに行ったことある方ならご存じ、品数の多さです。

お惣菜だけでもこんなにたくさんあります。

北海道ならではの自然の恵みを生かして、豊かな資源や素材をつかって魅力あふれる商品を開発しています。

地産地消を進めておりその地域にしかない商品もあるそうですよ。

これが100円台で購入できるものもあり、お財布にもやさしいですね。

オリジナル製品(PB)が多数

セイコーマート以外では見たことのない製品がたくさんあります。

アイスクリームや飲み物、カップメン等は、オリジナル製品が多くしかも安い。

cupmen飲み物

オリジナル商品の中に見慣れた商品が埋もれている感じです。

ホットシェフ

これを触れずにセイコーマートは語れないほどの人気「ホットシェフ」。

各店舗で店内調理をしており出来立てが食べられるのが特徴のお弁当販売。

電子レンジで温めて食べるのもいいけどやはり出来立てが美味しいよねという言葉でできたのが「ホットシェフ」だそうです。

店舗の二階がすべてホットシェフのイートインスペースとなっている店舗もありました。

店舗の形の自由度が高いセイコーマート

セイコーマートは他のコンビニが出店しないような狭い場所や、逆にコンビニにしては大きすぎると思う場所にも臨機応変に出店できる自由度が強みといえます。

新しいビルに出店したと思ったら、古いビルの他社コンビニ跡に射抜き出店することも多くあります。

昭和ビルセコマ

1967年にできた昭和ビル内のセイコーマート

2020年4月にビルとともにオープンした千秋庵ビルにもセイコーマート。

 

北大敷地内にはカフェのようにオシャレな店舗をつくりました。

北大セコマ

建物や設備はオール北海道でできており、セコマと北海道大学とが「地域創成連携協定」を結んで、食について協力し新商品の共同開発を行っているんですよ。

研究者の方も多いことからこちらのセコマは24時間営業にし、店舗内にラボがあるのが特徴です。

北大グッズもおいていますよ。

 

また、北海道庁本館地下に巨大なイートインスペースがある店舗もあります。

道庁下セコマ

レジも10台あったので、一番大きなセコマはここではないかなぁ。

他のコンビニは、同じような広さ同じような形が多いですがセイコーマートはバリエーションがありおもしろいです。

地方には地域密着型の「ミニ・セコマ」もありますよ。

経営者・従業員にも優しいコンビニ

そして働く人にも優しいコンビニといえます。

例えば他社コンビニのフランチャイズ契約は一般的には本部に30%のロイヤリティを支払うそうですが、セイコーマートは10%しか徴収しないそうです。

ロイヤリティではなく他のことでもうけを出しているんですね。

それは、セイコーマート独自の流通により北海道の豊かな食材を調達して、自社生産によるプライベートブランドを製造・販売していることにあります。

独自の事業・販売戦略により、北海道全域の美味しい「食」というインフラを構築していることで、大きな利益を出しているんですよ。

店舗の場所や周辺の産地食材等を使用してお惣菜にしていることもあります。

原料調達や製造、配送や情報システムと幅広い分野に事業を拡大しており、多くのグループ会社が存在していることで北海道経済にも潤いをもたらしているんですね。

また、24時間営業は全店舗の20%程度で、16時間営業が原則となっているそうです。

働き方改革が始まった時にコンビニ営業時間について議論がありセイコーマートが注目されたこともありました。

2018年の地震や停電の際には、レジが使えず休業したコンビニが多かった中、停電を想定した教育がされていたセイコーマートは営業をつづけられました。

電気や通信回線が使えなくても使える小型会計端末を全店舗に配布していたことで営業ができ賞賛されたこともありましたね^^

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北海道の主要都市から過疎地まで出店

セイコーマートは1971年に1号店を開店し、10年後には酒販店舗を中心に100店舗となりました。

他社よりローコストで運営する事で、過疎地でも少ない売上で採算がとれるように工夫されています。

だから、他の大手コンビニが避けて通るような、地方都市にも出店できる訳です。

そのため他社と競合もおきず、地域の市場を独占でき経営ができます。

お弁当、おにぎり、惣菜ももちろんですが生鮮品も豊富で、野菜やお肉も小分けして販売されており過疎地等の地域住民にもとても需要があります。

地元住民のちょっとした買い物や、公共料金の支払い、コピーや雑誌購入など、夜遅くまでやっているため、売り上げや利益もあがっています。

場所によってはコンビニというよりは、地域のライフラインを担っているセイコーマートもありますよね。

田舎ではスーパーが閉まってしまうと野菜や生鮮食品は購入できないですからね💦

地方の方でセイコーマートに感謝している方も多いはず。

野菜うどんそば

私も道内地方に住んでいたので、夜は特に暗闇の向こうにセイコーマートがある安心感わかります。

真夜中の空腹でもホットシェフがあれば、できたてのあたたかいおにぎりやお弁当を購入できます。

ホットシェフ

セイコーマートの豆知識

その1

サービス産業生産性協議会が発表した2022年度顧客満足度調査のコンビニ部門で、「セイコーマート」は7年連続全国1位となりました。

大手コンビニよりも少ない店舗数で満足度が高いと評価されているんです。

道民としてはちょっと誇らしいですよね^^

その2

セイコーマートの名称は、お店を「成功」させるという意味合いと、初代社長の西尾長光さんの「西」から取って、「西光」から「セイコーマート」と命名された模様。

その3

セイコーマートは「日本に現存する最も古いコンビニエンスストア」だそうです。

地場の酒販店舗がセイコーマートへ転換したので、そういばコンビニができる前からあったかも?!という店舗も多いはずです。

まとめ

他のコンビニにはない視点で、北海道の地域に根付いた経営をしているセイコーマートは2021年で50周年を迎えました。

「いままでも、これからも、ここにあるおいしさを、手ごろに」

と身近である私たちの暮らしの中にいてくれることを約束してくれているかのようです。

心温まりますね。

セイコーマートが人気の理由、複数あるのがすごい。

ますますパワーアップしているセイコーマート。

北海道地元コンビニの快進撃はまだまだ続きますよ^^