「札幌パン琴似工房」は長靴のミツウマのチャレンジ店
「札幌パン琴似工房」は、2021年11月にオープンした食パン専門店です。
オープン時には長い行列ができ、現在も土日は並ばないと購入できないくらい人気。
「パティシエがつくる食パン」→「パティシエパン」は、全国でチェーン展開しているパン屋さんです。
でも、北海道第1号店となる「札幌パン琴似工房」を運営しているのは、なんと老舗ゴムメーカーの「株式会社ミツウマ」なんです。
ミツウマの新業態へのチャレンジ店舗なんですね。
2021年9月に食品事業部が新設され、11月にオープンとはすごいスピード感。
コロナ禍で工場設備の新設をしたりと新しいチャレンジをしている日本初のゴム長靴老舗メーカーなんですよ。
同じモノづくりではありますが、ゴムメーカーがパン屋にチャレンジという発想がとても面白いですね。
商品説明が書かれているテーブルの下に「ミツウマの長靴」が隠れていたのを写真をみてから気づきました(笑)
トロける食パンの人気の秘密
「トロけるプリンのような触感の生食パン」が人気で、お休みの日に見るといつも行列で整理券を配っているところを目撃し購入をあきらめていました。
焼き上がりの時間に合わせて1日3回に分けての販売。
整理券を入手して指定時間に受け取りに行く形です。
①10:00~11:00 ②12:00~13:00 ③13:30~14:00
お店は15時までですが売れ切れ次第終了。
そう、買う気でいかないと買えない感じがますます興味をそそるんです。
平日のオープン時に行ってみてやっと購入できました。
メニューは以下
生食パン650円 焼食パン550円 チーズ食パン700円
チョコ食パン 700円 あん食パン700円 レーズン食パン700円
オープン時より50円アップしているのは小麦粉の値上がりが影響している模様💦
生食パンは、ふわふわでもっちりしています。
ふわふわすぎて薄いスライスは難しい状態。
”プリンのような”はちょっと大げさな気はしますが、中はたしかにしっとりしており出来立てを手でさくとプリッとしています。
乃が美の高級食パンの様に甘みはなくシンプルですが、私は札幌パンの方が後味がなく、さっぱりして好きかもしれません。
一般的な食パンよりも少し小さめの9cm×13cm×18cmです。
子供がおやつ代わりにパクパクと食べてしまったのがチョコ食パン。
切ってみるとグルリとチョコレートが入っています。
生食パンよりも生地はしっかりしていて、チョコをしっかり挟み込んでいるので食べやすいです。
2022年2月7日から予約販売もはじまりましたが、今のところ店頭のみの予約とのこと。
この投稿をInstagramで見る
琴似はパン屋激戦区
琴似はパン屋の激戦区で、札幌パン琴似工房と同じ並びには「銀座に志かわ」、地下鉄琴似駅前のイオンには「どんぐり」が入っています。
ちょっと奥まってはいますが、「暮らせばわかるさ」があり、西区役所方面にいくと「一本堂」もあります。
JR琴似駅前にはヴィドフランスが入っていますよ。
サンドイッチでは、「ことにサンド」がありますし、それぞれ魅力は違いますがパン屋が集まっています。
まとめ
パン激戦区の琴似に、あえて挑んできたチャレンジ店の「札幌パン琴似工房」。
パンの種類に差別化はあるものの新業態にチャレンジでありながら、敵陣に乗り込むところもアッパレ。
他店に比べると店舗は小規模ですが、毎日おいしいできたての食パンが並べられていますよ。
小ぶりなのでプレゼントにもちょうどいいかも。
次は焼食パンを買いに行きたいと思っています。
私も大好き「パン屋」の記事一覧