札幌駅前にあるPASEOが営業終了
札幌駅前の商業施設「パセオ」が、2022年9月に営業終了という発表がありました。
2030年の北海道新幹線札幌駅への延伸のため、札幌駅周辺再開発に向けて始動するものと思われます。
2022年9月末をもって営業終了。
JR北海道側の説明としては、札幌駅前再開発工事にあたりパセオの空調や冷暖房機等を撤去する必要があることから営業終了するとのことです。
札幌駅前の商業施設
札幌駅前の商業施設には「アピア」「エスタ」「パセオ」「札幌ステラプレイス」の4つがあります。
「アピア」は1952年からあった「札幌ステーションデパート」が始まりで4つの中では、1番古くからあります。
「エスタ」は1978年からあり、札幌そごう(2000年閉店)が閉店後も営業をつづけています。
「パセオ」は1989年からあったものを2011年にリニューアルオープンしました。
そして「札幌ステラプレイス」はJRタワー竣工時の2003年にオープンしました。
この4つの商業施設で600店舗以上となります。
600店舗のうちパセオには200店舗が入っており、順次閉店し営業終了していく予定です。
2020年7月頃に発表された札幌駅前南口再開発の構想では、エスタ部分とJRタワーよりも高い新タワービルが注目されていました。
駅前再開発に向けては、エスタからの店舗閉店の方が早いのかと思っていました。
新幹線札幌駅には4つの商業施設のうち1番近い場所にあり、新幹線駅への「こ線橋」もできるということです。
その際にパセオの主要設備部分を撤去しなくてはいけない模様です。
引用:JR北海道
札幌駅再開発準備
現在のJR札幌駅では、新幹線が通ることで在来線の線路が足りなくなるため、11番線の拡張工事が行われています。
北口側の連絡通路にあった店舗がなくなり、いままであった屋内連絡通路がなくなる予定です。
札幌駅北口側の拡張工事が、広範囲に渡って行われています。
https://sapporokara.com/2020/07/08/kitaguchikakuchou/
北5西2,北5西1の再開発詳細発表があった時には、
「先に新タワービルを建設しエスタのテナントを移転させてから、エスタを解体し新商業施設を建設予定」ということでした。
それよりも先にパセオを営業終了して、新幹線駅からの着手ということですよね。
動き出した「札幌駅前南口再開発」、今後も追っていきます。