「どんぐり」は人気のパンやさん
札幌市民ならおなじみの「DONGURI(どんぐり)」は、札幌市内に10店舗ある街のパンやさんです。
札幌では「どんぐりのパン」と聞いてパンやさんと認識する方は多く、ほぼ常識に近いのですが他の地方の方が聞くと不思議に思うそうです。
「どんぐりで出来たパン?」
「どんぐりの形をしたパン?」
2018年の地震後の停電時やコロナ禍の最中でSNS等で「どんぐりのパン食べたい」が注目された程。
確かにそのまま考えると受入れがたいですよね(笑)
札幌の常識「どんぐり」のパンが食べられることは、札幌に住んでいてうれしいことの一つです^^
どんぐりの人気パンは?!
どんぐりでは、1日で作るパンの数が約53,600個、1年間で新商品の出る数が約500個となっています。
10店舗あり規模はそれぞれ違いますが、単純計算でも1店舗が1日で約5360個のパンが売れているということがわかります。
メディアでよく取り上げられるのは「ちくわパン」です。
不動の人気NO.1です!
ちくわパンは、1日に約2320個の生産するようなので、年間だと約842万個売れていることになります。
たくさんの総菜パンもありますが、プリンやサラダ、サンドイッチもあり月替わりのサラダもありますよ。
昼時に行ったのでスカスカの状態の場所もありますが、売れ行きがわかると思います。
カニクリームパンなんてたぶん北海道にしかないのでは?!
オリジナルのパンがどうしてこんなに多いかというと商品開発を従業員にまかせているからです。
しかも、店長判断での販売のため「〇〇店限定パン」が多いんですよ。
季節のものを使用した総菜パンが豊富でおいしくいただけます。
ちくわパンが、お客様のリクエストから生まれたことで従業員の声にも耳を傾けてくれるんですね。
売上によっては全店におかれることもあるそうです。
もう一つの魅力は、お手頃価格というところです。
高級パンもたまにはいいですが、クリームパンやクロワッサンはお財布を気にせず日常的に食べたいですよね。
2018年の地震の際には食材が調達できず全店休業したことから「どんぐりのパン食べたい」の言葉が出てしまった札幌市民がたくさんいた模様です。
「てづくりおむすびの店 どんぐり」もオープン予定
構想から約三年かかっていた「てづくりおむすびの店 どんぐり」がどんぐり大通店隣に2020年11月25日(水)にオープンです。
他店舗で、おむすびの先行販売もしていたようです。
パンがおいしいのだから、おむすびのお味もこだわっており間違いないでしょう。
新店舗の「おむすびのどんぐり」に期待いっぱいです☆
「もったいないセット」とは
「どんぐり」には【もったいないセット】というものが公式サイトで販売されています。
天候などの影響によって、やむを得ず売れ残ってしまったパンのセットを販売しているんです。
ということで売り残りがないと購入できません。
日付も種類も指定できません。
味は変わりませんが、形がくずれている場合もあります。
それでも人気なのは、やはりどのパンも美味しいからですよね^^
どんぐりのもったいないセットが届いたー!
ちくわパンとザンギも入ってて嬉しい♡
はあー札幌に行きたいなあ……。 pic.twitter.com/NbUIhUgaWK— まる (@a_maruru25) June 28, 2020
これは、パンやさんにとっても購入者にとってもうれしいことですし、社会的には食品ロスを減らすことにつながります。
どんなパンがおいしいのか試したい方にもいいかもしれないですね。
※道外の方も購入できます。送料別なので注意。
高級食パンは年々人気があがっていますが、お総菜パンや菓子パン等、オリジナルレシピを使用したなパンは別物ですよね。
変わり種の総菜パンがいつもあるパン屋さんってわくわくします。
今日はどんなパンがあるのか見るだけでも楽しいですよ。