新しい北海道議会庁舎に入館
赤レンガ庁舎の裏側に北海道議会庁舎ができたのはご存知でしょうか。
建設中に喫煙室を造るか造らないでもめていたニュースで注目した方も多いかもしれません。
2020年5月から北海道議会は、旧議会庁舎から新議会庁舎へ移転しています。
建物は、地上6階、地下1階で「バリアフリーに対応」「地域資源の活用」「省エネ性能」を持った庁舎になりました。
震度6強から7程度の地震に対応できる免震構造となっています。
一般の方の入館について
北海道議会庁舎は、一般の方も1階、2階、6階には入ることができます。
1階入口を入ると目の前には広々としたエントランスが広がります。
こちらは道民ホールとなっておりどなたでも使用できますよ。
議会中継をするテレビや議会の歴史などを紹介するコーナーがありました。
エントランス上の照明は、並びがバラバラに見えますが北斗七星をデザインとして取り入れたようです。
このホールの奥には北海道議会食堂があり、こちらもどなたでも利用できます。
2階は図書館で閲覧のみで貸し出し不可です。
政府や北海道の刊行物、議会の議事録や資料が見れます。
そして最上階である6階は、議場傍聴席。
この日は、ちょうど議会がはじまる直前だったらしくドアは閉まっており中を見ることはできませんでした。
傍聴席入口ドアの他に親子席入口ドアがあったのも印象的でした。
更に、傍聴者ロビー上や壁の道産木材を使った繊細なデザインが素敵で目がいってしまいます。
議会傍聴なんて普通の方はあまりないと思いますが、この木材デザインは一見の価値ありですよ。
とても落ち着く空間です。
また、傍聴席入口前はスカイギャラリーとなっていて、札幌の街並みを見渡すことができますよ。
目の前にある旧議会庁舎は解体中ですが、いつも見ている赤レンガ庁舎の裏側から、JRタワーまでみることができますよ。
一般の人が入れるのがこの3フロアーだけなので、1階エントランスにあったフロアーマップも3フロアー分しかありませんでした。
それを見る限りは喫煙所はやはり造らなかったんだなと思ったのですが・・
北海道新聞に北海道議会庁舎内の喫煙者のニュースがあがっていました・・・残念。
議会庁舎は、エネルギー消費量を限りなくゼロに近づけるZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)で、議会庁舎では全国で初となります。
また議場が馬蹄の形になっているのも全国47都道府県の中でも唯一の形態とのこと。
旧北海道議会庁舎は解体中
赤レンガ庁舎の隣に建って旧北海道議会庁舎は解体に入っています。
庁舎前の園庭を抜ける際も通路がせまくなっているので注意が必要です。
解体の様子も新庁舎6階のスカイギャラリーから見ることができます。
現在はまだ内装解体の様でした。
HBCの社屋も引っ越し完了と共に解体して新しい建物になりますので、この景色はもう見ることはもうできません。
引用:北海道
北海道議会旧庁舎の解体工事は2021年6月下旬頃までとなっています。
旧議会庁舎解体後は、どのように土地活用するのかも注目ですね。
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