札幌のなくなってしまった建物
ここ数年でかなり再開発が進んでいる札幌。
再開発ということはかつてそこにあったものを解体して行うから「再」がつくわけですよねー。
ビル名や商業施設名を言われてもピンとこなくても、写真で見て思い出すこともたくさんあるはずです。
今後もなくなっていく建物はたくさんありますが、札幌市内でもう見ることができなくなってしまった景色写真をあげていきます。
旧HBC本社
北1西5にあった旧HBC本社です。
老朽化による解体で、新社屋は隣の駐車場だった場所にできています。
跡地にはゼネコンの施工不良で有名になってしまった💦26階建てのビルが2026年6月末にできる予定です。
苗穂駅
画像は荒いですが苗穂駅もなつかしいです。
札幌市内にはまだレトロな駅もありますが、旧苗穂駅は歴史もあり懐かしく穏やかな気持ちになれるような駅でした。
また、駅が300mお引越しというのも自分の中ではインパクトがありました。
旧すすきの交番
旧すすきの交番は老朽化のため2020年秋ごろに解体されました。
南4西3すすきの交差点のネオンに挟まれている場所にあります。
現在は同じ場所で新しい交番に生まれ変わり、東京より北では最大の歓楽街であるすすきのを約50人の警官が3交代制でパトロールしてくれています。
第一生命ビル
北3西4にあった第一生命ビルは老朽化のため2020年に解体されました。
現在はD-LIFEPLACEが建っており周りとは少し違ったスタイリッシュなビルになっています。
札幌卸センター
北6東2,3丁目にあった札幌卸センターはその名の通り卸売り専門業者が集まる区域でした。
現在はホテル、マンションのトリプルタワーと大型病院が建設中です。
北海道厚生年金会館(ニトリ文化ホール)
コンサートと言えば厚生年金会館という時代を過ごしてきた自分にとっては思い出のある場所でもあります。
現在は解体され更地になっていますが、今後の使用用途は決まっていない模様です。
すすきのラフィラ
2023年秋にオープンした商業施設「ココノススキノ」の前身です。
商業施設名は何度か変わったものの懐かしいと思う方も多いはずです。
ラフィラは8階建てでしたが、ココノススキノは18階建てなのでかなり高くなりました。
北海自動車工業
バスセンター前駅近くの北海道自動車工業さんのビルです。
見た目がインパクトあるので覚えている方も多いのではないでしょうか。
現在は北海道新聞の新社屋を建設中です。
北海道ビル
北2西4にあった「北海道ビル」は1962年に建てたビルで老朽化のため解体となりました。
札幌グランドホテルの向かいにあったビルというとお分かりになる方もいるかと思います。
現在は更地になっており、オフィスビル建設が検討されていたものの資材高騰や人手不足のこともあり着工されていません。
札幌駅北口「鐘の広場」
札幌駅北口は新幹線札幌駅延伸のため現在も工事中です。
かつて北口側にあった団体集合場所の「鐘の広場」です。
修学旅行等で利用されたことがある方も多いと思います。
旧ほくほく札幌ビル
2024年1月に新しいほくほく札幌ビルがオープンしましたが、その前身になります。
北陸銀行札幌支店が入る札幌中心部にある特徴的なビルでした。
旧千秋庵ビル
現在は高層階にホテルがあるレンガ調のビルになっていますが、前身はこのようなビルでした。
2階にラ・パウザ(イタリアン)が入っており、私もかなりお世話になりました。
老朽化のため解体となりました。
ドン・キホーテ札幌店
現在は「モユクサッポロ」になっている場所にあったのはドン・キホーテ札幌店です。
ほんの少し前なのに懐かしい感じがしますね。
ホテルオークラ札幌
2021年9月に閉館し、解体された南1西5「ホテルオークラ札幌」。
三菱地所が跡地にホテルを建てる予定でしたが、採算見通せず様子見のようです。
ヒューリック札幌ビル
向かって左側のみずほ銀行が入っていたビルが「ヒューリック札幌ビル」で現在建て替えが行われている最中です。
右側のヒューリックノース33ビルは新しいビルに生まれ変わっています。
二期に分けて解体、新築を行い後で一棟にするという面白い工程です。
4丁目プラザ
半世紀の間、札幌の若者文化を発信してきた4プラの解体はたくさんの人に響いたと思います。
現在は新しいビルが建設中です。
ピヴォ
4プラお隣のピヴォは今まさに解体中です。
周辺ビル5棟と周辺一帯再開発となり、ラグジュアリーブティックホテルやハイブランドショップが入るビルになる予定です。
キングムー
バブル遺産と言われ当時莫大な金額によって建てられた異形な建物「キングムー」。
今の時代では条例等で建てられないでしょうね。
閉店、再開店を経て突然の再閉店。
解体が決まってからは、あっという間に解体工事が完了してしまいました。
サッポロブリッジ
札幌駅西口側を抜けるとあったサッポロブリッジ。
結構、にぎわっていましたがこちらも新幹線札幌駅延伸のための工事でなくなってしまいました。
四季彩館
札幌駅でお土産といえば「四季彩館」ではないでしょうか。
北海道銘菓をはじめ美味しい物が勢ぞろいしていましたね。
東西を結ぶ通路にはお弁当屋さんもありましたが、通路自体が閉鎖されてしまいなくなってしまいました。
ホテルモントレ札幌
建物はまだ現存していますが、利用していない「ホテルモントレ札幌」。
中庭がとても素敵で好きでした。
2022年10月末に閉館しました。
札幌らーめん共和国
最後はやはりこの景色でしょうか。
エスタの建物は現在もありますが、10階にあった「札幌らーめん共和国」。
昭和30年代前半の古い商店街をモチーフとした造りとラーメンが合っていたんでしょうね。
まとめ
札幌からなくなってしまった建物や景色写真をあげてみました。
懐かしいと思える景色写真があったでしょうか。
再開発が進むということは前身の建物がなくなるということですが、新しいものに注目がいくと古いものにはなかなか目がいかなくなります。
今後の札幌の景色を撮影しつづけていきたいと思います。
2019年にアイヌ文化発信の広場「ミナパ」ができる前の地下鉄さっぽろ駅コンコースって無機質なこんな感じでしたよね。なつかしい🧐
南北線と東豊線の乗り換え通路にガラスの低いフェンスがあって、地下鉄乗客とそうじゃない人を分けていましたよね💦
5年前かぁ😳もっと昔のイメージでした🙄 pic.twitter.com/GPNQfELk4U
— しょーこ@札幌クリップ (@kotton105910) March 14, 2024