札幌駅北口拡張工事、11番線増設で東西連絡通路は屋外へ



札幌駅北口拡張工事計画案

北海道新幹線札幌延伸に伴うJR札幌駅のホーム新設により、北口側の拡張工事が行われる予定です。

当初は、駅舎が北側に約6メートル拡張されるため新ホーム下に位置する札幌駅内の東西自由通路が廃止されると報道されていました。

 

東西の自由通路の他、待ち合わせ場所や大人数時の集合場所として利用されている「鐘の広場」が無くなって改札内のスペースになってしまうということでした。

現在の札幌駅は、JR札幌駅の改札を1度出てしまうと駅構内では自由通路が2箇所なのですがそれが一カ所になるのはかなり不便です。

札幌駅構内図

現在の札幌駅構内の様子-改札をでると東西の行き来は2箇所のみ

北口側は、屋外を歩くと東西の行き来はできますが大きな荷物をもった観光客には雨や雪の日のことを考えると不親切な気がしていました。



都市計画審議会で北口拡張工事に異議あり?!

この拡張工事に違和感を覚えた人はもちろん私だけではなく、都市計画審議会でも討論された模様です。

委員からは、「新幹線が来るのに歩行者の利便性が損なわれるのはおかしい」等の意見があがったそうです。

工事費用や期間の関係もあるのかもしれませんが、通り抜けができなくなるのはやはり厳しいですよね。

南口側の東西自由通路も決して広くはないので、人が殺到するおそれもあります。

そこで2020年2月に公開された案は、北口側にあるアトリウムを改修するというものです。

現在の通路は駅舎からアトリウムまで10メートルありますが、そのうち花壇が2メートルを使用しているので通路幅は8メートルです。

 

幅2メートルの花壇を撤去してアトリウムの一部改修で2メートル追加されると駅舎拡張後の通路幅は6メートルとなります。

今より2メートル近く狭くなることになり、そして結局は屋外。。

その後の続報では、上屋シェルターや別の通路新設等も検討中。

2020年3月末までに改良イメージをまとめるとのことです。



11番ホーム拡張の経緯

そもそも北海道新幹線は、1998年には駅やルートが公表され、2012年には実施計画が認可されました。

現在日本最北端の新幹線駅「函館北斗駅」が開業したのが2016年3月のこと。

その後、新幹線札幌駅をどこに造るかということで「現駅案」「東側案」「地下案」等があげられては消え、現在の「大東案」とよばれるものに決定したのが2018年3月。

新幹線札幌駅の駅舎の場所は決まったものの、その後どこを新幹線の線路とするかの検討に入り11番ホームの拡張ということで決定しています。

新幹線札幌駅は「大東案」で決定、駅周辺も再開発加速

11番ホームは、現在はすでにあり列車の待避などに使用されています。

でも、ホームの無い副本線なのでその分の拡張が必要なんですね。

まとめ

最初のニュースで、札幌駅の東西自由通路が無くなってしまうと聞いた時はそれでいいの?と疑問を持ちました。

新幹線札幌駅のためには仕方がないことなのかと・・・

でも、委員の方がおっしゃるとおりせっかく新幹線がくるのに現在ある動線をなくすることはおかしなことですよね。

回遊性や利便性低下につながります。

札幌市のまちづくり政策局は「3月までに検討案のイメージ図を示したい」としていますが、もう来月やん(><)

すでにある程度は、案がかたまっているのかもしれません。

新案に期待します。

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