札幌でホテルの安い時期はあるのか
北海道及び札幌の観光のベストシーズンは6月後半から10月頃です。
本州に比べて、気温がそれほど上がることなく過ごしやすい時期に観光客がたくさんいらっしゃいます。
毎月何かしらイベントがあり、それを目的にいらっしゃる方も大勢います。
はたして、札幌のホテルに安い時期はあるのだろうか・・調べてみました。
ホテルが高い時期
・1月 ホワイトイルミネーション、スキー客
・2月 札幌雪まつり、受験時期、スキー客
・3月 春スキー客、新生活下見
・6月後半~10月 札幌の涼しい夏、美味しい食べ物、夏休み
・11月 毎年、嵐等多くのアーティストがくる時期はホテル代があがります
・12月 ホワイトイルミネーションやクリスマスイベント、年末年始
ホテルが安い時期
・3月下旬(春休み終了後)から4月下旬(GW直前)まで
・5月中旬から6月中旬まで
・10月下旬(紅葉時期終了)から11月(大型イベントを除く雪が降り始めた後)まで
安い時期を月で限定は難しい
毎月イベントが目白押しの札幌市内は、安い時期を何月と限定することはできません。
でも、2月であれば雪まつりが終わった後や、11月であれば雪が降ってすぐくらいは空いており、価格も抑えられている模様です。
パックツアーの金額も航空券+ホテルと単独で予約するよりはお安くなりますが、月で考えるとホテルの単独価格と同じ様な感じになっています。
たくさんの観光客が毎年増えていっているので、ホテルの建設が間に合っていないのが現状です。
札幌市内はホテル建設ラッシュ
現在の札幌市内は、ホテル建設のラッシュが続いており過熱気味です。
例えば三井不動産は、北5西6に分譲マンションを建設予定でしたが、ホテルに変更。
大手カタログ通販のベルーナは南3西8にホテル建設を予定しています。
JR東日本が、同社のエリア外では初めてのホテルに札幌を選びました(ホテルメッツ系列)
京王電鉄は「京王プレリアホテル札幌」を2019年夏に開業する予定で建設が進められています。
また、同じく鉄道会社では西日本鉄道が北海道庁の目の前の北4西5地区にホテルを建設予定です。

各社共に、札幌の観光需要と地域経済の中心地としてビジネス需要を見込んでの出店です。
2020年頃までに、札幌市内に新規開業するホテルの客室数を合計すると約3500室にもなるそうです。
現在の札幌市内のホテルの客室数は、2万7119室(札幌市調べ)で、新規ホテル客室は現在の13%に値する状況です。
2018年にオープンしたホテル
★札幌からくさホテル
南3西5 2018年1月オープン
★PINN−S4E5
南4東5 2018年1月オープン
★東急ステイ札幌
南1西1 2018年4月24日オープン
☆レッドプラネットすすきの南
南7西1 2018年6月1日オープン
☆スマイルホテルプレミアム
南4西1 2018年3月1日オープン
★コンフォートホテル札幌すすきの
南5西1 2018年6月25日オープン
★東急ステイ札幌大通
南2西5 2018年11月21日オープン予定
他にも多数あります!
まとめ
札幌市内は外国人観光客を中心に、平成23年の東日本大震災以来、毎年観光客数を更新しています。
2030年の札幌新幹線開業に向けて、札幌駅前や大通公園周辺の再開発を熱を帯びてきており、それに同時進行でホテル建設ラッシュです。
個人的にはちょっと過剰供給なのではないかな・・と思ってしまいます。
ホテルの建設ラッシュは地元民にはメリットがあまりないですが・・オープン記念価格等をねらってフラッと泊まってみるのもいいかなと思っています。
旅行で札幌にいらっしゃる方で、時期を比較的自由に選択できる方は参考にしていただければと思います。

