北海道大学構内にセイコーマートがオープン
北海道大学は、セコマと連携して2018年7月24日にコンビニ「セイコーマート北海道大学店」を北大構内にオープンしました。
構内では、大学病院内にローソンがあるもののそれ以外は初めての店舗となります。
外には看板や広告はありません。
周辺の緑豊かな北大構内に景観をあわせており、外からはコンビニとはわからないです。
おしゃれなカフェのイメージです。
もちろん北大関係者だけではなく、観光客や周辺の方も利用できます。
店内1階
1階が売り場で面積106坪(350㎡)もあり、通常のコンビニの2倍の広さです。
扱い品目は約3500品目もあります。
大学構内ですが、お酒も充実してます。
お惣菜やセコマで人気のホットシェフもあります。
広い店内なのですが、その一角には北大グッズコーナーもあります。
観光客向けかもしれないですね。
店内2階
2階はイートインスペースとキッチンラボ、テラスです。
朝早くに行きましたが、学生さんが勉強をしている姿がみられました。
静かで緑豊かで、落ち着いて勉強できる環境です。
ポットも4台、電子レンジもあり、ゴミ箱も大容量で準備してありました。
お客さんがたくさんきても対応できそうです。
キッチンラボは、イートインコーナーとテラスの間にありますがガラスで囲まれており、関係者以外ははいってはいけない感じです。
ここで食品の研究が行われるのかな?
そしてオープンテラス席が素敵です。
店舗2階のテラス席だけではなく、周辺のメインストリートを開放するため席数は160席あります。
緑に囲まれており、ゆっくりくつろげます。
店舗は24時間営業ですが、テラス席の開放時間は朝7時から夜21時までです。
ここで、北大名物の「ジンパ(ジンギスカンパーティー)」もできるそうですが、いつでもO.K.という訳ではなさそうです。
建物も設備もオール北海道
・建物の設計、施工は札幌市北区が本社の土屋ホームが担当
・北海道ガスと協力して個体参加物形燃料電池というものを北海道で初導入し発電・排熱・給湯に利用
・上記と同様で北海道ガスと北大の共同研究であるガスロードヒーティングを採用し、コンビニが新技術の実証現場になっています。
・店内の看板や広告板等は、2004年の台風18号で倒れたハルニレの木を使用
・セコマは、地産地消を進めているので食材は道内産がほとんどをしめています
・いずれは、北大が開発した農産品を商品化して店舗で販売
設計・施工からインフラ、そしてコンビニ内の商品までオール北海道ということです^^
北海道大学の学生のみならず、道産子や観光客にもうれしいですね。
まとめ
北大のひろーい構内の中にできたちょっとオシャレなセイコーマート。
顧客満足度が3年連続でNo.1のセイコーマートの「他のコンビニと同じことはしない」ポリシーのもと北大との協力により誕生したコンビニです。
地元企業の協力を得たり、北海道ならではの美味しい素材を活かして、地域の経済を活性化させているのは素晴らしいです。
大学内には研究者も多いことから24時間営業です。
店舗内にラボがあることにより、研究開発部門の啓発にもなるのではないかと思います。