札幌の観光ベストシーズンとは
2022年の夏は3年ぶりにイベント開催をすることが多く、札幌に多くの観光客の方がいらっしゃっています。
北海道や札幌旅行のベストシーズンは6月から10月。
夏は涼しくて過ごしやすいことからこのように言われています。
ただ、ここ3年はコロナの影響で観光客数が落ち込んでいたので2022年夏は、久しぶりにたくさんの観光客を感じることができました。
そうなってくると、金額が高騰してくるのがホテル宿泊代です。
GoToトラベルやどうみん割で割引で泊まれることに慣れてしまった自分は、通常価格に戻りつつあるホテル宿泊費を見ると「たかい💦」と思ってしまいます。
今回はサービスやクオリティを求める方ではなく、サービス等より金額を抑えたい!という方に向けて宿泊先を紹介します。
いやいや金額はもちろんおさえたいけど、できればキレイなところがいいし、快適に過ごしたいというのが本音ですよね。
工夫次第や考え方次第で宿泊費を抑えることもできますよ。
シンプルプランを快適に
高額なホテルはサービスも行き届いており、贅沢な空間が楽しめます。
でも、シンプルな宿泊を目的としたビジネスや観光ではそこにサービスを求めない場合もでてきますよね。
そこで注目したいのは中堅規模のホテルや無人ホテル。
札幌市内では、簡単チェックインを導入しているホテルや、無人ホテルをはじめ民泊のスマートロック施設がたくさんあります。
人口減の影響もあるとは言われていますが、コロナの影響も相まってシンプルに過ごすことができ若者を中心に利用者が増えてきています。
一部のサービスを取り除いたことと、ネット予約や決済ができ手軽さで安価になったこと、更にコロナ禍で人との接触を避けることができるので増えてきたと考えられます。
特に無人ホテルはキッチン付きであることが多いため長期滞在にも向いています。
ランドーレジデンスすすきのスイーツ
地下鉄「すすきの駅」から徒歩5分にある「ランドーレジデンスすすきのスイーツ」は、2019年にオープンしたばかりのホテルです。
全室にスパバス完備、ワンフロアーにワンルームで全室40㎡~60㎡の広さが自慢です。
お部屋にはキッチンと食器や調理器具など一通りそろっていますし、客室ベッドはシーリー社の高級マットレスを使用。
私は小上がり畳のあるタイプのお部屋を選択しましたが、子供が遊べるスペースがあってよかったですよ。
5名以上で泊まれるお部屋もあり、サイトによっては1部屋での金額なので人数が多くなるほど安くなります。
※サイトによっては1人ずつの価格もあるかもしれないので注意が必要
無人フロント、タブレットでのチェックインです。
場所柄、駐車場の空きがなかなか無いことや、夜ににぎやかな声が聞こえることもあるそうなのでその辺を加味して予約してみてください。
私が宿泊した時は、全く問題ありませんでしたよ^^
PINN(旧GLOWL)
PINNは札幌市内に5軒ある無人ホテルです。
PINNの後の名称は札幌市中央区の住所である北〇条東〇丁目となっています。
例1 PINN N4E2 → 北4条東2丁目
例2 PINN S1E6 → 南1条東6丁目
5軒とも1LDKから3LDKで駅から10分以内となっています。
私は2回泊まりましたが、一見ホテルとはわからず周辺のマンションと変わらないところが気に入っています。
写真:S1E6外観
自分のおうちの様に過ごすということがコンセプトになっています。
受付にあるタブレットでチェックイン。
事前登録しておくと当日時間がとられず楽です。
「PINN-S4E5」の4LDK91㎡に5人で泊まりましたが、集まる時には広いリビングで食事や歓談をし、眠るときにはそれぞれプライベートな部屋がありゆっくり休めましたよ。
また、キッチンがあるため簡単な自炊もでき食事も安くすみました。
子供たちが寝静まった後は和テイストのお部屋でママ友としっぽり日本酒も(笑)
PINN無人ホテルは、旅行だけではなくちょっとそこまでお泊りにもいい感じで利用できますよ。
アルファベッドイン札幌大通公園
市電通りにある「アルファベッドイン札幌大通公園」は、大通駅から徒歩8分、すすきの駅からも徒歩10分、狸小路へはすぐととても利便性のいい場所にあります。
広々した40平方メートルのお部屋で最大6名まで宿泊できます。
キッチンにはお鍋や食器の他、調味料まで用意してあるので自炊もできますし、コンビニは周りにいっぱいあるので楽ちん。
更には、飲食店も周辺にたくさんあるのでウーバーイーツも迷うほど選択肢が多いです。
テーブルは小さかったですが、二段ベットは子供たちが喜んでいましたよ。
家族旅行や子連れ旅行応援してくれている添い寝歓迎宿です。
小さなお子様がいるファミリー層や複数人で割安に宿泊したい方におすすめです。
Hotel Wheat Wacca(ホテルウィートワッカ)
札幌中心部を外すのであれば、目の前が豊平川という立地のホテルウィートワッカがおすすめです。
豊平区になるのですが、豊平川を渡れば中央区ですから札幌都心にも遠くなく近くには中島公園や河川敷で季節を楽しめます。
こちらのホテルで面白かったのは、お部屋に最新プロジェクターがついていたことです。
(※設置されていないお部屋もあります)
キッチンはオシャレなバーカウンターのような造りです。
琉球畳のお部屋もありました。
おそらく外国人観光客を想定して造られたんでしょうね。
和のテイストが各所にほどこされていて落ち着きます。
車は無料で建物の前に駐車することができ安心です。
豊平川まで徒歩で行けるので札幌の景色を楽しめますよ。
VILLA KOSHIDO KOTONI
琴似にある「VILLA KOSHIDO KOTONI」もおすすめです。
2020年3月にオープンしたばかりで、地下鉄琴似駅からは徒歩2分の好立地。
周辺はコンビニや居酒屋等食べるものに困ることはありません。
ホテルの家具はインゾーネがプロデュースしておりとってもオシャレです。
こちらもキッチンがついていて新築マンションの様ですよ。
各階ごとにコンセプトが違い、それに合わせて家具も配置されています。
ベランダも広くリフレッシュできますし、お部屋にワイングラスもあるのでちょっとお酒も飲みたくなっちゃう(笑)
「VILLA KOSHIDO KOTONI」は無人ホテルではありませんが、各階ごとに仕様が異なるこだわりの家具や照明が魅力的です。
まとめ
宿泊費を抑えるためには、サービスやクオリティを多少なりとも下げることで納得いく価格になります。
更に宿泊料を抑えるため注目したいのは、レストランや大浴場をは併設していない施設の方が人員を最小限でまわしているのでお値段も比較的安いです。
現在は、ツインやダブルばかりの部屋が多い他のホテルと差別化するために、グループやファミリー向けのホテルが増えている様に思います。
更に宿泊料を抑えるため連泊の際の割引やクーポンを使用したり、宿泊日が確定しているのであれば事前予約割引等を使用するとより安価に宿泊できます。