8月限定の無料夜景バス「SAPPORO night BUS」乗車レポ!混雑・ダイヤの注意点と大倉山のリアルな魅力

今年8月、札幌商工会議所がスタートした「SAPPORO night BUS」。

すすきのの札幌東急REIホテルを発着し、大倉山ジャンプ競技場や旭山記念公園を巡る特別な循環バスです。

なんと予約不要・無料で利用でき、車内では「さっぽろ名妓連」の芸妓さんがお出迎えしてくれるという企画。

今回は17時発の第1便に乗車し、「大倉山コース」を体験してきました!

実際の混雑状況や見どころ、乗ってわかったダイヤの注意点、そして大倉山でのリアルな体験からスタッフの方に伺った企画の裏側まで詳しくレポートします。

目次

1.「SAPPORO night BUS」とは?16:30到着で定員ギリギリだった混雑のリアル

発着拠点となるのは、すすきのの「札幌東急REIホテル前」。

17時発の第1便に乗るため、発車30分前の16時30分に現地へ到着したのですが、すでに乗り場には長い列ができていました。

バスの定員は35名。

列の後ろの方に並んでいた私はなんとギリギリで滑り込めた状態!あと数分遅れていたら乗れなかったかもしれません。
実際、定員に達したあとに設置された「本日の受付は終了しました」の看板を見て、ガッカリしながら諦めていく方の姿もたくさん見られました。


車内は観光客だけでなく、地元の夫婦やカップル、買い物帰りの方など幅広い層で座席は満席になり、立っている方も10名ほどいる盛況ぶりでした。

17時便でこの過熱ぶりなので、本格的な夜景やブルーアワーの狙い目となる19時台の便(19:10発)に乗る場合は、最低でも30分〜40分以上前から並ぶ覚悟が必要です。

2.乗ってわかった「大倉山」と「旭山記念公園」のダイヤの仕組み

実際に乗車してガイドを確認すると、事前のイメージとは異なる運行ルールが見えてきました。

このバスは1台の車両で「東急REIホテル ➔ 大倉山 ➔ 旭山記念公園 ➔ 大倉山 ➔ 東急REIホテル」というルートを2周巡る形をとっています。

そのため、「1回の乗車で大倉山と旭山記念公園の両方に下車して楽しむ」ということは時間的に難しい設定になっています。

  • コースは実質独立型: 「①大倉山コース(大倉山で約50分滞在)」と「②旭山記念公園コース(旭山で約10〜20分滞在)」に分かれており、大倉山コースの場合は旭山記念公園には寄れません。
  • 途中下車という選択肢も: 「目的地で降りて、帰りは路線バス(有料)などで帰る」というフレキシブルな使い方も公式に認められています。

「どちらのスポットをメインで楽しむか」をあらかじめ決めておくのが、このバスをスムーズに使いこなすポイントです。

公式ページはこちら→「SAPPORO night BUS」

3.大倉山コース体験記!涼しい風と目の前で見るジャンプ練習の迫力

定刻通りにバスがすすきのを離れ、まずは大倉山へ向かいます。

車内では芸妓さんが華やかにお出迎えしてくれます。

8月の17時台は札幌ではまだまだ明るい時間帯。

「夜景」というよりは、明るい街並みから柔らかい光へと移り変わる緑豊かなドライブとして楽しむ感覚です。

到着した大倉山ジャンプ競技場(17:30前後)では、札幌市民なら知っておきたいお得情報が以下。

山頂へ向かう展望リフトは通常大人1,000円ですが、札幌市民であることが証明できる住所記載の身分証(免許証やマイナンバーカード等)を提示すると、半額の500円で乗ることができます。

リフトで標高を上げると、下界の暑さが嘘のように心地よい風が吹き抜け、とっても快適!

展望台からは、静かで美しい札幌の街並みがどこまでも広がり、息をのむような開放感を味わえます。

さらに嬉しかったのが、ジャンパーの練習風景に遭遇できたこと!目の前で選手が風を切って空へ飛び出していく臨場感と迫力は、テレビでは絶対に味わえない大倉山ならではの贅沢な体験でした。

4.なぜ今「夜景バス」なのか?スタッフに聞いた企画の裏側

現地で引率されていたスタッフの方に、少しお話を伺うことができました。

そこには札幌の観光課題に対する強い想いがありました。

実は札幌は「夜の観光コンテンツが少ない」と言われており、さらに「日本新三大夜景」から落選してしまったことも大きなきっかけになっているとのこと。

「もう一度、札幌の夜の魅力を地元客や観光客に広く知ってもらいたい」という想いから、この実証実験のような無料バス企画が立ち上がったそうです。

また、来週は大倉山で「Sweet Light Garden」というイベントが開催されるため、土日ともにバスが運行される予定とのこと。

30分前に35名の定員がいっぱいになるほどの反響を見ても、夜観光への関心の高さが伺えます。

今回は17時便だったため、結果的に「夜景」や「ブルーアワー」の時間帯には届きませんでした。

ですが、普段はなかなか乗る機会のないリフトに揺られたり、明るい時間だからこそ広がる札幌の澄んだ街並みを一望できたりと、昼ならではの魅力をたっぷり再発見できたのは嬉しい収穫でした。

「夜景を見に行く」という目的を超えて、結果的には大満足の夕涼みになりました!

5.まとめ:SAPPORO night BUSを快適に楽しむための攻略ポイント

初めての試みということもあり、1台のバス運用では「30分前で満員になってしまう」「1回で両方のスポットを巡るのが難しい」といったもどかしさも感じられました。

しかし、車がない方でも無料で手軽に大倉山へアクセスでき、心地よい涼しさやジャンプ練習の迫力、静かなパノラマを楽しめる試みは本当に素晴らしいものです!

初年度のこうした反響や課題を踏まえ、来期以降は「便数の増加」や「両スポットを周遊できるダイヤ連携」などのアップデートが期待されます。

【SAPPORO night BUS 攻略まとめ】

  • 乗るなら発車30分以上前(16:30前)の整列が必須!
  • 大倉山か旭山、目的地を1つに絞って乗車するのがおすすめ
  • 札幌市民は住所がわかる身分証を持参!(リフト代が1,000円➔500円に)
  • 運が良ければ目の前で跳ぶジャンパーの練習も見られるかも!
  • 帰りは路線バス(有料)を組み合わせるのもアリ

8月だけの特別な体験。

ぜひみなさんも夕涼みがてら、バスに揺られて札幌の街を見立ててみてはいかがでしょうか?



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