道銀ビル・新大通ビルの解体は2024年春頃
兼ねてより再開発が予定されている「道銀ビル」と「新大通ビル」の解体は2024年春すぎになる模様です。
現在、道銀ビルの中にある北海道銀行の本部機能の移転先が建設中の「ほくほく札幌ビル(仮称)」になる予定。
ほくほく札幌ビルの竣工が2024年2月、オープンが3月頃になることから北海道銀行が移転後の4月以降に道銀ビルが解体になると考えられます。
道銀ビルは1951年竣工、新大通ビルは1979年にできたビルでどちらも銀行が入っており、長い間北海道経済に大きな役割を担ってきたビルです。
大通駅から直結、ATMが地下にありましたが、現在は地下鉄コンコースに移動されておりビル内のATMは使用することができません。
道銀ビルは解体前にまずはATMの移設をした模様ですよ。それ大事!🙄
地下鉄東西線の改札近く(前に郵便局のATMがあった場所)に新しいATMができていました。
2024年着工なら解体着手も年内かな・・・https://t.co/GogJsWlIXw pic.twitter.com/t68o91QEsY— しょーこ@札幌クリップ (@kotton105910) June 6, 2023
新大通ビルもほとんどのテナントが撤退しており、閑散としている場所も多いです。
新ビルは高級ホテルにブルーノートも
新ビルは地上34階建て地下3階建てで、高層階に高級ホテル・中層階がオフィス・低層階に商業施設とされています。
2024年には着工する予定です。
解体も2024年開始なので急ピッチで進める形になりそうですね。
大通公園の目の前にできることから圧迫感がないよう、公園の緑とビル内の緑をつなぐ心地よい空間となる予定です。
低層部には屋外テラスを設けて、融雪機能をもたせて冬でも歩けるようにするそうですよ。
南北線ホームへの接続もあり、もともと利便性の高い場所ですが色々な店舗や施設ができるのでますます便利になりそうですね。
また、低層階の商業施設内に「ブルーノート東京」の姉妹店が入るのではないかと言われています。
ジャズ等の音楽ファンにとっては期待感が高まっており、実現すればまた札幌にはなかったスポットが出現することとなります。
北海道銀行の移転先「ほくほく札幌ビル」とは
ほくほく札幌ビルは、2階で北陸銀行札幌支店が営業し、上階で北海道銀行の本部機能やグループ企業が入居する予定です。
地下3階で地下鉄と接合し、1階と地下2階ではテナント誘致となります。
旧ほくほくビルは、地下直結ではなかったので利便性があがりますね。
写真:2021年撮影 旧ほくほくビル
まとめ
札幌の中心部にできる大きな再開発ビル。
大通公園に面していることから高層だと圧迫感があるのではと想像しましたが、そのへんはもちろんきちんと考えて公園との連続性を意識している模様です。
2028年竣工予定ということなので約4年後には、ここに大きなビルができます。
注目点としては、銀行がこの場所から移転することで新ビルにどのような企業や商業施設が入ってくるかということです。
大通公園と札幌駅前通りの交差点で4つ角最後の再開発となります。
また周辺は地下鉄駅直結で出入口が多い場所でもあり、通勤通学や買い物する際にも市民の生活に直結している場所でもあります。
今後も注目していきたいと思います。