札幌-再開発

札幌再開発前後の景色を比較 変わり続ける札幌中心部

再開発前の建物

再開発が活発な札幌市内ですが、「再開発」とはそこに何かがあって開発されているから”再”がつくわけですね。

その何かってすぐ忘れてしまいませんか?💦

「前はここに何があったんだっけ~?!」なんてことは私は結構あります(-_-;)

数か月前、数年前の景色と現在の景色を比べて見てください。

街がかわっているのがよくわかりますよ。

Befor→After→Futureと分けて、札幌市内の再開発前の建物等と再開発後、そして未来のイメージ図をいくつか追ってみますね。

地下鉄南北線
札幌トリビア 知ってるようで知らない話、あなたはいくつ知ってる?北海道や札幌のトリビア。地元民でも知らないことが多いかもしれないですよ。 過去の記事で札幌の知っている様で知らない話をまとめてみました。...

商業施設の建て替え・移転

かつてイケウチゲート(左)とイケウチゾーン(右)は向かい合わせに並んでいました。

Before

イケウチグループ

イケウチゲートの老朽化のため建て替えが進み、現在のインテリジェントビルが誕生しました。

イケウチゲート建て替え

After

イケウチゲート

一方でイケウチゾーンは、別場所で営業終了となったピヴォがピヴォクロスとして改装オープンしました。

イケウチゾーン

After

改装オープン

テレビ局からオフィスビルへ

南1西5にあった旧HBC。

1959年に竣工の建物のため老朽化が進み解体となりました。

Befor


現在は、施工不良のため15階まで建設していたビルを解体しており、ほぼ完了しているようです。

 

工期が大幅に遅れ2026年6月末に竣工する予定。

15階まで出来ていた地上部分全体と地下の一部を撤去しています。

そして再構築となるために竣工は当初予定の24年2月から28カ月遅れとなります。

15階までできていたビルをやむを得ないとはいえ、解体している中の人たちは辛い気持ちもあると思います💦

新しいビルには「ハイアットセントリック札幌」が入る予定です。

早く新しいビルの着工にとりかかれるといいですね。

Future

k1n5

旧ホテルから新ホテルへ

北4西5にあった「KKRホテル」は ソラリア西鉄ホテル札幌になりました。

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After

ソラリア西鉄ホテル

2021年1月にオープンしたソラリア西鉄ホテルは大浴場もありレストランも美味しく人気のあるホテルとなっています。

西日本鉄道と竹中工務店が共同事業者となり元あった林業会館も2階の一部に入っているため北海道の木材が使われていますよ。

札幌卸センターから病院へ

北6東4にあった札幌総合卸センター跡地には、カレス札幌記念病院が建設中です。

たくさんの卸売業者が入っていた建物は8棟に分かれており、50年以上経ち老朽化して解体ということになりました。

Befor

北4東3、2

北6東2解体

北6東2にはマンションとホテル、北6東3にはカレス記念病院を建設中です。

マンションは2025年、ホテルは2024年10月、そして病院は2025年4月開院予定です。

After

建設中のグランベルホテル。

クランベルホテル

タワマン2棟も建設中です。

タワマン

Future

すぐ隣の敷地にはカレス記念病院がオープン予定です。

カレス病院

 

旧ラフィラから「ココノススキノへ」

ススキノの玄関口にあった「すすきのラフィラ」は2020年5月に閉店しました。

ついこの間なのにもう懐かしい景色の様に思います。

Befor

ラフィラ囲い

新しくできるのは2023年11月に開業した「ココノススキノ」。

1階に交通待合広場ができる他、TOHOシネマズ初進出やマルシェ、高層階には東急系の「札幌ストリームホテル」が入ります。

1stオープンを迎え、次は2024年1月の2ndオープンを控えています。

after

ココノススキノ

北海道最大のビルボードとデジタルサイネージがある外観でNIKKA看板と一緒にすすきのの入口を明るく照らします。

 

https://sapporokara.com/2023/05/11/cocono/

ドン・キホーテからモユクサッポロへ

南2西3に2023/7/20にオープンした「モユクサッポロ」の前は「ドン・キホーテ」が入ったビルでした。(その前はサン・デパート)

Befor

ドン・キホーテ

その後、ドン・キホーテが斜め向かいのアルシュビルに移転し「MEGAドン・キホーテ」となりました。

元ドン・キホーテの建物はその後に解体。

そして新しいビルの建設が進み2023年7月に華々しくオープンしました。

水族館AOAO SAPPOROやモユクダイニング、キラキラドンキ等の話題がいっぱいのビルです。

After

モユクサッポロ

自動車会社から新聞社へ

南1東4にあった北海自動車工業は現在は解体され、北海道新聞社の新しいビルが建設中です。

Befor

2020年には更地になり、現在は北海道新聞社の新社屋を建設中です。

After

北海自動車跡地1

新しくできる北海道新聞社は、新聞紙面のビルデザインとなります。

バスセンター駅直結で講演会や物産展ができるような多目的スペースもできる模様です。

また、「メディアセンター」として動画スタジオも情報発信の場として準備するそうですよ。

Future

北海道新聞本社

千秋庵ビルから複合施設(ホテル+店舗)へ

南3西3にあった旧千秋庵ビルは、2017年10月で閉店し解体されました。

築51年が経過して老朽化のための解体です。

Befor

千秋庵ビル

新しくできたのは、1階に千秋庵、セイコーマート、2階以上が「THE Knot札幌」。

2階にはおしゃれなレストラン「LES BOIS(レ・ボア)」が入っており、お食事もおすすめですよ。

After

千秋庵本店ビル外観

オフィスビル建て替えへ

札幌駅前通り、第一生命ビルは1957年に建設されたビルで老朽化のため建て替えとなりました。

Befor

第一生命ビル札幌

新しいビルは「D-LIFE PLACE SAPPORO」。

After

dlifeplace

外側は三角形が目立ち、内装は多角形が目立ちます。

d-lifeplace

D-LIFE

猿田彦珈琲やアメリカンハンバーグレストランが入りましたよ。

銀行から複合ビルへ

大通り公園に面している北陸銀行札幌支店が、老朽化のため現地建て替えで現在建設中です。

Befor

北陸銀行

2024年1月に新ビルが竣工予定。

地下3階、地上13階建てで地下直結となります。

旧ビル名も新ビル名も「ほくほく札幌ビル」(?)の様です。

2024年4月には道銀ビルから北海道銀行が移転してくる予定です。

北海道銀行ビル
道銀ビル・新大通ビルの解体は2024年春以降 北海道銀行は建設中のほくほく札幌ビルへ移転道銀ビル・新大通ビルの解体は2024年春頃 兼ねてより再開発が予定されている「道銀ビル」と「新大通ビル」の解体は2024年春すぎになる...

Future

新ほくほくビル

まとめ

たくさんの再開発がある中で一部をあげてみました。

札幌中心部はまだまだたくさんの再開発案件があり、建て替えが目白押しです。

私が注目しているのは、北海道新聞社が創成イーストに新社屋ができ移転した後のことです。

現在の北海道新聞社は大通公園と札幌時計台に挟まれた好立地に建っています。

老朽化のための移転ですので、現在のビルは解体されるはずです。

北海道新聞社

街のど真ん中、時計台の斜め向かいの場所に何ができるのか注目しています。

大通公園の改修もあり、現在の北海道新聞社を含む時計台近辺のオフィスビルの建て替えもありそうです。

札幌駅前をはじめ大通では、商業施設ピヴォや四プラの跡地も注目されています。

今後も札幌の再開発により景色の変化を追っていきます。

ピヴォ跡4プラ跡ビル
ピヴォ跡・4プラ跡の複合施設はどんな新ビル?生まれ変わる札幌の街の風景札幌の中心部、4丁目プラザ跡地とピヴォ跡地にできる新ビルのことを紹介しています。両ビルとも旧商業施設が解体され新たに複合ビルが建設されます。 札幌市内の大型商業施設の転換期といえますね。...
時計台
大通公園から時計台が見えるようになる?!建物容積率緩和で広場や展望スペースも構想札幌市は時計台周辺の建物容積率を緩和し、大通公園から時計台が見えるようになるような計画をたてています。北海道新聞社の移転、札幌中央区役所の仮庁舎が元の場所に戻り建物が解体されれば大通公園から時計台が見えるようになります。...