「北24条桜大橋」が2023年8月4日に開通予定
豊平川は、札幌の中心部を流れる石狩川水系の一級河川です。
流路延長72.5km、面積は902.3kmもあり、石狩川に合流しています。
豊平川にかかる橋は約40橋あります。
人や車が通るためにかけられている橋ばかりではなく、鉄道橋や水を運ぶための水管橋、通信専用橋等もあります。
その豊平川に架かる橋の1つが2023年8月4日に開通する予定です。
市民から名称を募集し、2020年に「北24条桜大橋」と決定しています。
宮の森北24条通の延長になり東区(東雁来4条1丁目)と白石区(菊水元町9条1丁目)をつなぐ橋になります。
「北24条桜大橋」は、橋長320mと豊平川に架かる橋の中では3番目に長い橋になります。
工事は2011年度から始まっていたので実に12年もかかっていることなります。
写真:「北24条桜大橋」完成イメージ
最初の頃は、2023年春には完成といってましたが工事も半ばの様子。
すでに橋は架かっているもののなかなか開通しないので、まちわびている方も多いはずです。
両側の橋、「豊水大橋」も「環状北大橋」も朝は特に渋滞しますものね。
周辺にお住いの方や利用される方にとってはもう延期しないでほしいですよね💦
開通式は2023年8月4日で開通は15時からのようです。
写真引用:Googleマップより
豊平川は札幌の母なる川
札幌市街地を流れる豊平川なので、生活に密接している人も少なくないと思います。
ジョギングやサイクリング、野球場やテニスコート、ゲートボール場もあり夏には花火大会やバーベキューも楽しめますね。
札幌市の市街地は豊平川が形成した扇状地の上にあるんです。
昔から利水(農業用水や都市用水)と治水(河川の反乱などの水害や土砂を防ぐ)の両面で札幌にとってとても大切な川です。
日本の大都市に流れ込む川としては、珍しいほどの急流なんですって。
上流の小金湯温泉と幌平橋は20km離れていますが、147mの高低差がある模様(@@:)
テレビ塔の高さくらい高低差があるんですね。
明治初期には豊平橋は毎年洪水で流されていたそうですよ。
水位があがると現在でも暴れ川となる豊平川では、水遊び等では注意が必要です。
でも、上流にある豊平峡ダム、支流・小樽内川にある定山渓ダムをはじめ豊平川水系は札幌市の水道水の98%をになっている大切な川です。
写真:夕暮れの幌平橋
まとめ
北24条桜大橋が開通することで、両岸からの新たな車と人の流れがうまれます。
豊平川と架かる橋は、四季折々の風景を見せてくれるので私もよくお散歩します。
魚が飛び跳ねて鳥がキャッチなんていう瞬間も目撃することもあります。
この機会に豊平川のマップを見て、探索してみてはいかがでしょうか。