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大通公園大規模改修2025年から開始 最初の役割は火防線?!改修後の役割とは

大通公園大規模改修決定

大通公園は2025年度にも大規模改修に入る予定です。

札幌市内のたくさんのイベントが大通公園内で行われることから、観光客への知名度の他、市民の憩いの場としても親しまれている公園です。

東西約1.5kmもある距離の長い公園というところも特徴ですね。

花壇や芝生を整備しており、「札幌市みどりの基本計画」にも遵守しています。

こんなにも親しまれていながらも前の改修は1989年から94年の30年前のことでした。

毎年、楽しませてくれる噴水等も結構老朽化しているんですね。

周辺の再開発も進むことから、大通公園も設備更新に踏み切ったのだと思われます。

道銀ビル新大通りビル

写真:建て替えが決定している道銀ビルと新大通ビル&大通公園噴水

大通公園の再整備について

現在の公園内の常設店舗は、市公園緑化協会運営の売店が2か所のみです。

この飲食店や小売店を出店する事業者を募って、収益を公園整備にあてる「公募設置管理制度(パークPFI)」を活用するようです。

常設店舗が増えれば、事業者もうれしいですし公園に訪れる方も増えますね。

この収益の一部を噴水の老朽化や歩道の石材タイルにあてる模様です。

大通公園 噴水

また、日常とイベント利用をすみわけるために緑化エリアとイベントエリアの切り離しも検討するとのこと。

現在は、大通公園のベンチはイベント時には撤去していますが、この手間を減らすための工夫もしていくそうです。

更には公園と地下街とのアクセス向上もめざします。

噴水は規模を拡大予定。

今後、噴水の設備変更が行われていくならイルミネーションも変わってきそうですね。

噴水イルミ

大通公園の利活用

大通公園は四季折々の様々なイベントが行われており、「いこい」と「にぎわい」の両立をしています。

日常的に利用できる「いこい空間」とイベントでの「にぎわい空間」が共存できていますね。

それによりエリアごとの特徴を活かした公園の利活用が求められます。

西1丁目から西12丁目までの1.5kmある公園の中でもエリア戦略というものがありイベントも考えられているんですよ。

イベント

これだけの距離がある大きな公園ですから、イベントとの兼ね合いをみて少しずつ整備していく形になると思われます。

すべりだい

都心部にある公園を重点的にみどりづくり

札幌市は「みどり」を景観形成や健康・レクリレーションの提供の他、地球温暖化緩和、防災・減災、環境面等多彩な機能があるとしています。

まちづくりと連動した取り組みとするために、「みどりの基本計画」にのっとり公園整備をしていこうとしています。

今後も大通公園だけではなく、中島公園や創成川公園等都心エリアを中心に賑わいの拠点や水辺環境等も整えていきます。

公園みどり

さっぽろ都心全体が、「みどりのまちづくり助成制度」の対象でしたので更新期を迎える建物が新しい建物にするために助成金を利用しています。(※募集は4月で終了)

公園のみならずビルの中にも緑が増えていきます。

SAPPORO

黒い滑り台
大通公園の西8、9丁目のみつながっている理由大通公園の西8、9丁目のみつながっている理由 大通公園は札幌市民なら誰もが知っている東西約1.5 kmの距離の長い公園です。 花...

テレビ塔から

まとめ

1869年に大通公園ができた時は、官地と民地を分ける火防線としてできたそうです。

民地から頻発する火災に官地への延焼防止の役割を担わせることから空間を確保する為に設けられたんですって。

当時は公務員と民間人はかなり隔たりがあったことがわかりますね。

現在では、研究者や文化人、民間企業やインフルエンサーも力を持っており公務だけではままならないことも多くなってきてますものね。

今回の改修が官民一体になることで、なんとなく大通公園のできた背景のわだかまりが解けるような気がします。

また、第二次世界大戦前後は設置されていた銅像が政府に買い取られ、花壇や芝生が消えて食料不足を補うために畑になっていたそうです。

時代と共に様々な役割を担ってきた歴史のある公園なんですね。

バラ

大通公園の再整備に向けた調査は2023年内に開始されて、これから具体的なことが決まり2025年から着手していくようです。

過去に様々な役割を担った大通公園は、改修後にもまた新しい役割が加わっていくかもしれないですね。

行政と民間企業が連携して、それに市民が加わりまちづくりを行うことに意味があると思います。

お互いの得意分野を尊重して連携していくことで市民や観光客にも使いやすい素敵な公園ができると期待します。