札幌-再開発

歩きたくなる街づくりで待ち合せ場所も変化?!ウォーカブル推進都市「札幌」

ウォーカブル推進都市「札幌」

「ウォーカブル」という言葉を聞いたことはありますか?

「歩く」を意味する「walk」と「できる「able」を合わせた造語で、「歩きやすい」「歩くのが楽しい」「歩きたくなる」という意味です。

国土交通省が2019年に募集を始めた「ウォーカブル推進都市」に札幌市も参加しています。

どういったものかというと「居心地が良く歩きたくなるまちなか」を目指す方針のことで全国的に「ウォーカブル」な都市にしていくことを目指しているんですって。

ガソリンや灯油の高騰とともに、自然破壊の問題も絡んできているように思います。

推進都市となった札幌は「まちなかウォーカブル区域」を定めて公共空間に芝生を取り入れたり広場に変えたりすることを推進しています。

公共空間に賑わいを創出することで歩きたくなるまちづくりを行っているんですよ。

歩道と店内が一体となったオープンカフェや商店街や商業施設等をつくることで民間事業者にも補助金がでますのでこれからも緑地化やオープンスペースは多くなります。

待ち合せ場所の変化

歩きたくなる街づくりをすると待ち合わせ場所も変化してきますよね。

まずは、札幌の定番の待ち合わせ場所をあげていきます。

札幌駅の西改札口を出て南口方面に向かった出口にある「妙夢」。

南口にある「真ん中に穴のあいた白い大きな石」で通じるでしょうか。

妙夢

逆の東改札をでて南口側に向かってあるのが赤い足?!「Legs-旅人の残像」という作品です。

LEG

大通駅だと晴れていれば大通公園内という方が多いかもしれませんが、屋内だと三越前の「HILOSHI」もありますね。

黒い滑り台

HILOSHI

オーロラタウンの小鳥のひろばも結構待ち合わせしている人がいますよ。

小鳥の広場

すすきのNIKKA看板前という方も多いですね。

NIKKA前

人により様々だと思いますが、主な待ち合わせ場所をあげてみました。

定番ももちろんいいのですが、今後再開発では公開空地や滞留空間が増えてくるのでたくさんのオープンスペースができてくるんです。

これにより待ち合わせ場所の変化がでてくるかもしれません。

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再開発による待ち合わせ場所の変化

札幌の再開発をを見ていると広場や空地、公園、街路等の空間がたくさんみられる設計になっているのはご存じでしょうか。

1,2階が店舗で目の前にオープンカフェ、広い街路がありオフィスやホテルが中層階から上層階。

上の階にも緑の広場があって、人の滞留空間があるというようなだいたいのパターンが決まっているように思います。

人が集い、憩い、多様な活動をすることで地域の消費や投資の拡大にもつながります。

歩きやすい場所や集いやすい広場ができることで、観光客の増加や健康寿命の延伸等価値の創造につながると考えられています。

では、札幌市内で再開発されている場所の緑地空間や広場をみていきましょう。

まずは、2023年5月にオープンしたD-LIFEPLACE札幌。

チカホ直結で、1階まで吹き抜けになっています。

イスやテーブルがあり待ち合わせ場所に使用している方がたくさんいらっしゃいましたよ。

 

d-lifeplace

チ・カ・ホは、1日5万人以上の歩行者が行き来してますが、雪が積もる1,2月は3倍の1日15万人を上回る日もあります。

地下ネットワーク拡大もウォーカブル「歩きたくなる街づくり」の一環といえます。

また、札幌駅前南口再開発では、新幹線駅・バスターミナル・駅前広場の3つにアトリウムが2030年にできる予定です。

引用:札幌市

そして広域的な視点からみても景観は考えられていて、再開発後の札幌駅前も連続的な緑があり歩きたくなるような街づくりとなっています。

引用:札幌市

狸小路に2023年7月に20日にオープンしたモユクサッポロには地下広場、地上広場、屋上広場(オープン済)と3つの広場ができます。

ラフィラ跡地にできるココノススキノには吹き抜けの屋内外広場がありますね。

地下鉄すすきの駅もリフレッシュ工事をしましたし、待ち合わせ場所の選択肢が増えそうです。

モユク地下

今後、札幌中心部以外も地下鉄駅周辺を中心に空地や広場を造ると高さ制限が緩和されるなどの措置をとっています。

このように札幌市の様々な箇所で「歩きたくなる街づくり」は進んでいます。

まとめ

ウォーカブルな街づくりを目指して、今後も札幌の再開発では、開放的な空間・広場・緑地・公園などの公共空間や民間施設等の屋内外の公共オープンスペースは増えていく予定です。

札幌は恵まれた自然環境があり美しい街並みと風土性があります。

札幌駅前通りを中心に緑を感じる街並みを形成していけば国内外からの観光客にもよい印象を与えることでしょう。

また、札幌市民もしくは北海道民にとっても、街角広場や建物内のアトリウムができれば、特に何も用事がなくてもフラッと行きたくなるかもしれないですね。

今後も色々な場所で実証実験等も行われる予定です。

「世界都市さっぽろ」を目指して、まちづくり計画はすすめられています。

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