「4丁目プラザ」2022年1月で営業終了
南1西4にある「4丁目プラザ」通称「4プラ」が2022年1月で営業を終了することがわかりました。
地上9階・地下2階建てで68店舗が入居しています。
1971年に開業しているので約50年経っており老朽化のため閉店ということです。
札幌市民にとっては若者文化の発信地として認識されているファッションビルです。
でも、地下には「ごまそば八雲」や昭和のにおいがするレトロな喫茶店「コーヒープラザ西林」等も入店しており、若者以外にも意外と人気がありますよ。
私もかつて若者だった時は何度も足を運びましたが古着やアクセサリー、雑貨があるフロアの雰囲気は変わっていません。
6階には原宿にあるサンキューマートが入っており、プチプラ商品が人気です。
3階の「ガールズミニョン」は最新プリクラがたくさん置いてあり、休みの日等はちょっとびっくりしてしまうくらいたくさんの女の子達がいて驚いてしまう空間です。
男性だけでの入店はできないようになっています。
周辺ビルも老朽化
4プラの営業終了がビルの老朽化ということでしたが、周辺ビルも老朽化しているんです。
お向かいのパルコも1975年(昭和50年)に開店しているので、老朽化はしていますがいまのところ改築の話はあがっていないようです。
2019年4月に、地下街から直結の地下2階に小規模のフードコートをつくり、チャレンジショップ等の新店舗をいれたり、2020年3月には札幌市内で最大規模の「無印良品」をオープンさせています。
南2西4にあるファッションビル「pivot(ピヴォ)」は、1973年の建築ビルなのでこちらも老朽化しています。
ピヴォは2019年12月に「ダイビル」が、”ピヴォ”と隣の”桂和MTビル”、”ペンタグラムビル”を取得しており、周辺一帯再開発が計画されています。
そして現在解体が完了したイケウチゲートは、2022年6月には新商業施設がオープン予定です。
札幌市内の商業施設再編か
札幌駅前のパセオが2022年9月で営業終了ということで驚き、そして今回は4プラの営業終了で寂しく思います。
でも、札幌駅前は2030年の新幹線札幌駅延伸に向けて大型再開発がありますし、南2西3の狸小路再開発ビルも建設が進んでいます。
更にすすきのラフィラにも2023年冬には新しい複合商業ビルができる予定です。
コロナウイルスの影響で建設業にも影響はあるようですが、再開発案件は遅れながらも少しずつ進んでいます。