札幌中心部で閉店する店舗が多くなってきました。
コロナの影響が多いですが、そうではない理由の店舗もあります。
歩いてみて閉店が目についた店舗をあげてみます。
ローソンの閉店多し
狸小路周辺でコンビニをさがしていたのですが、MEGAドンキホーテが入っているアルシュビル1階のローソンが閉店していました。
7月頃に来た時はとてもにぎわっていたのですが・・・残念。
札幌南3条駅前通り店(南3西4)は10月末には閉店していた模様。
ローソン札幌南3条駅前通り店 2020年10月31日閉店
駅前通りから道路一本西側にもローソンがあったはずと向かいましたが、ローソン南3条西5丁目店も閉店していました。
2009年から11年も営業していたそうです。
ローソン南3条西5丁目店 2020年9月30日閉店
ローソンは、2020年9月15日からUber Eatsの取り扱いを開始したり、11月17日から「foodpanda(フードパンダ)」の取り扱いも開始し、コロナ禍の状況でも変化しつづけています。
MACHI cafe’に新商品を導入したり、小容量の麺類商品を導入したり、紙製容器を使用して年間約180トンのプラスチック削減を見込む等とエコにも力をいれています。
果敢な挑戦はしていますが、全店舗の売り上げはマイナスとなっているようです。
コンビニはコロナ禍で売上が伸びているのかと思いましたが、特に都心部等のコンビニが密集している場所は人為淘汰した形なのかもしれません。
北海道暮らし百貨店 サツドラも閉店
ローソン向かいにノルベサがありますが、中に入っていた「北海道暮らしの百貨店」も閉店していました。
北海道土産の定番から、道内のものなのに見たことがない物までありとても好きな店舗だったので残念。
これで「北海道暮らしの百貨店」は新千歳空港内のみになってしまいました。
ネットでは販売しているので、ご興味あればのぞいてみてくださいね。
https://www.kurashistore-hokkaido.jp/
北海道暮らし百貨店&サツドラ 2020年11月1日閉店
「北海道暮らし百貨店」を運営しているサツドラホールディングスは、全道各地に店を展開しており道外にも店舗があります。
2020年1月現在では214店舗となっていますが、2020年に入りインバウンド需要減少の影響等をうけて不採算店舗の閉店をすすめています。
狸小路の火災で「炎神」が閉店
2020年9月15日に火災があった狸小路の人気ラーメン店「札幌炎神」も9月末にて閉店しました。
火事の様子は大々的にテレビで放映されていたので記憶に新しいと思います。
2020年7月14日に南5条店もオープンしましたがそちらも閉店とのこと。
入居していた吉田ビルは老朽化のため2021年に解体予定となっていましたが、その前に閉店となってしまいました。
古いビルだから火のまわりも早かったのかもしれません。
南5西8 札幌炎神 9月30日閉店
モスバーガーは全国的にも閉店ラッシュ
南1西6電車通り沿いにあったモスバーガーも閉店。
近くまできて「あれっ?モスは?」っていう人を何度か見ました。
コロナ禍であっても売り上げは好調だったようですが、客単価が高い分来客数が減るとその分減収となるのでその辺が閉店の理由ではないかと思います。
モスバーガー札幌南1条西6丁目店 2020年6月30日閉店
※すすきの交差点近くのモスバーガーは営業しておりますのでお間違いなく
モスバーガーは全国の店舗では、コロナの影響で2月に3店を休業し13店で営業時間を短縮しました。
3月は15店が休業し、249店が営業時間を短縮。
テイクアウト需要で一時盛り返したものの美味しいけれど高めな価格設定と話題性がないところが顧客離れを招いている模様。
全国的にも閉店ラッシュがつづいており、今後も縮小傾向が予想されています。
6月末の閉店ですが、その後新規テナントの入居はなく素人目にもコロナ禍での営業の難しさがうかがわれます。
ホテル業界はコロナの影響大
コロナの影響をかなり受けているのは観光業。
その中でもホテルが大打撃を受けているのは誰もが知っていることでしょう。
札幌市内では、2020年8月に「ホテル「WBF札幌ノースゲート」が閉館することを公式サイトにて発表。
ホテルブランド「WBFホテル」は、北海道から沖縄まで展開しています。
なお同じブランドですが、「ホテルWBF札幌中央」、「ホテルWBFフォーステイ札幌」は営業を継続しています。
ユニゾイン札幌(北1西3)も10月10日で閉館。
2016年1月にオープンしたばかりなので、建物も新しく運営は別のホテルへと継承されます。
現在は「KOKO HOTEL札幌駅前」として営業しています。
国は「GO TOトラベル」などを使って何とか観光需要をV字回復させたいとしていますが、札幌にたくさんあるビジネスホテルまでの利用客はなかなか回復せずにいます。
このままの状態が続けば今後も増えてくる可能性があります。
開店時は注目を浴びてメディアなどで紹介されますが、閉店・閉館はなかなか知ることができないものです。
「札幌クリップ」では新店舗や再開発で新しいことを紹介していますが、街並みが変わっていくということは共通ですので今回は閉店・閉館する店舗等をあげてみました。