東京オリンピックがコロナ禍の最中で終わったばかりですが、札幌は2030年の冬季オリンピックを招致する予定です。
2030年ってまだまだ先だと思いますが、2023年にはインドで行われるIOC総会で決められる予定なんですって。
具体的な日程は2030年2月8日が開会式、2月24日が閉会式となっています。
札幌にとってはウインタースポーツのベストシーズンですし、雪まつりが通常通り開催できれば更に世界に名を轟かせることができます。
2030年冬季オリンピックに立候補を検討している都市
2030年冬季オリンピックは札幌以外にも立候補をしている都市は複数あります。
カナダのバンクーバー
2010年の冬季オリンピック開催地で実現すれば20年ぶり2回目
アメリカのソルトレイクシティ
2002年冬季オリンピック開催地実現すれば28年ぶり2回目
ウクライナのリヴィヴ
2022年冬季オリンピックにも立候補していましたが治安情勢が悪いこともあり辞退しています。
スペインのバルセロナ&フランスのアンドラ
複数国にまたがってオリンピックを行う案がでており実現すればオリンピック初のこととなります。
バルセロナは開催が決定すれば38年目2回目となります。
札幌
そして私たちの街、札幌。
1972年冬季オリンピックの開催地で実現すれば38年ぶり2回目となります。
2026年冬季オリンピックの時の立候補は北海道胆振東部地震の影響もあり招致を断念しています。

2030年は北海道新幹線開通の年
札幌市は2030年のオリンピックに間に合うように北海道新幹線の札幌延伸をすすめていたのではなかったか・・・。
札幌駅にホームを増やす工事をしていたり、北口側改修や南口駅前再開発も予定しています。
色々な案はありましたが、北海道新幹線札幌駅は在来線札幌駅の東側にできる予定で駅前商業施設パセオも閉店が決まっています。
あれ?でも、新幹線駅が札幌延伸って2030年度末が開通って書いてなかったっけ?
間に合うのかい?(北海道弁)
とりあえず、函館から倶知安まで延伸されれば、ニセコの山で競技は行えるはずだけれど、これでいいのか札幌市?!

札幌市の街の変化は顕著
新幹線札幌延伸が間に合わないとしても、札幌市は2030年の冬季オリンピック招致に力を入れていく予定です。
街中の建物は1972年のオリンピックの頃に造られたものが多く、コンクリートの耐用年数が40年から50年ということもあり更新期でもあります。
閉店してしまう店舗や解体されるビルもありますし、建替えも多数、新規にできる建物も複数あります。
新幹線は2030年冬季オリンピックに間に合わないかもしれないけど、それはそれという感じでしょうか。
ちなみに地下鉄の到着メロディは1972年のオリンピックの際に札幌市民の待ち焦がれる心情を歌った曲で「虹と雪のバラード」というそうですよ。

東京オリンピックは、コロナ禍の影響が大きく楽しめない部分がたくさんありましたが、次に札幌でオリンピックを行う際は大声で応援できる環境で楽しみたいですね。