コロナ禍にあって売り上げをグンと伸ばした業種の中にスーパーマーケットがあります。
家にいる時間が長くなった分、食品や日用品の売り上げが伸びたんですね。
札幌市内にはたくさんのスーパーがありますが、買い物しているときに聞こえてくるBGMが気になることありませんか?
スーパーだけではありませんが、店舗で音楽を流すのは客への行動へ与える影響を研究して流しているところがほとんどです。
店舗の雰囲気による外部刺激と、五感で感じる内部刺激とで購買意欲をかりたてているといわれています。
USENをかけたりしている所もありますが、オリジナルソングがある店舗もあります。
自分は主婦業もあるため日常的にスーパーに行きますので、BGMは無意識に聞いています。
札幌にあるスーパーのBGMやオリジナルソングを集めてみました。
「呼び込み君」
系列が一緒ではないスーパーなのに同じ音楽をかけているところがあります。
まずは、この「呼び込み君」というBGM。
業界の方はご存知かもしれませんが、一般人は曲名さえ知りませんよね。
スーパーマーケットに行ったことある方なら、誰もがきいたことのある曲ではないかと思います。
コープさっぽろ
「コープさっぽろ」の「トドック、トドック、コープがトドック♪」は北海道の天気予報でも入っているので聞いたことある人は多いことでしょう。
キャラクターのトドックは、”しろくま”です。
犬の「ト”ドック”」と「届く」をかけたのかと思っていました。
仲間のカケルやクルリンというキャラクターもいます。
イオン北海道
新生「イオン北海道」となったのは2020年3月のことです。
イオンとマックスバリュが統合したことで新生となったわけですが、まだ統合前との大きな差は見えません。
同系列の「まいばすけっと」「ザ・ビッグ」「札幌フードセンター」「いちまる」をどのようにブランディングしていくかが注目です。
「イオン」のお客様感謝デーのBGM内の「20日30日5%オフ♪」は、おそらく全国共通ですね。
「イオンの火曜市♪」も頭に残りますよね。
そして「ショッピングモールの歌姫」と言われている半崎美子さんの「特別な日常」は思わず口ずさんでしまいます(笑)
マックスバリュ
同じイオン系列のマックスバリュ。
テーマソングは「ウフフな生活マックスバリュ♪」
確かにそんなこといっているかも。聞いたらわかります。
ダイイチ
ダイイチは帯広10店舗、旭川7店舗、札幌5店舗を展開している北海道企業です。
環境保全のために行政と連携して様々な活動を行っています。
ダイイチの「健康家族の合言葉~♪ダイイチ、ダイイチ、ダイイチよ~♪」も結構頭に残ります。
CGCグループ
CGCグループは全国展開しているチェーン店です。
札幌ではラルズやラッキー、東光ストア、アークス加盟企業です。
CGCグループ加盟店では、そのまま「CGCソング」
イトーヨーカドー
イトーヨーカドーのテーマソングといわれるとピンときませんが、この曲ならよく聞きます。
レジ応援の時にながれるBGMでそのまま「Help!」という曲名。
原曲はビートルズの「Help!」からです。
北海市場
おもしろいと思ったのは北海市場のテーマソング「笑顔からはじめよう」。
スーパーのテーマソングとは知らないで聞くと楽しいです。
古い曲調ですが、とてもさわやかな歌声で「誰の歌?」「なんて曲?」最後に「北海市場かーい?!」とつっこみたくなる歌です。
1番だけでも最後まで聞いてみてほしい。
スーパー以外の北海道企業テーマソング
スーパーではありませんが北海道内企業といえば「ホーマック」
「サツドラ」の音楽も頭に残ってしまいます
店舗内のBGM
音楽の好みは人それぞれなので万人うけする曲を決めるのは難しいそうです。
少し前に流行った曲が歌なしでちょっと安っぽいアレンジで店舗内にかかっていることがあると思いますが、あれは全世代が不快に思わない音色を追求した結果あのような形になったそうです。
BGMが心地よいとお店にいる時間が長くなり、長くなるほど予定していなかった商品まで購入してしまう可能性が高くなりますよね。
BGMが滞在時間を延ばす効果があるなんて考えてもいませんでした。
音楽があることで無意識に消費行動を操作されているようで、ちょっと怖い感じもします(笑)
BGMやテーマソングは顧客の購買意欲や心理作用に働きかけることが多いですが、イトーヨーカドーのように「Help!」の曲をかけて、従業員同士の連携が必要となるBGMもあるということに面白いと感じました。
今度、スーパーに行ったときはBGMと従業員の方の行動がリンクしていないか注意して聞いてみてみようと思います。
聞いてみて購買意欲は高まると思いましたか?
今後も研究が進められていくんでしょうね。
今回は日常に行くスーパーをいつもと違う視点でみてみました。
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