札幌市の人口
札幌市の人口は2018年12月1日現在で「1,966,717人」になりました。
北海道内全体でみると人口流出が相次いでおり、人口が減っています。
でも、札幌市は他の市町村とは状況が異なり一極集中で人口が増えています。
人口増の理由
全国で転入超過が多い市町村はトップの東京に次いで、大阪、札幌となっており第3位。
更に札幌市の中でも、「中央区」に一極集中が続いています。
やはり仕事があって、住む場所もあって便利な所に人は集中しますよね。
若い女性が転入増加している理由
住民基本台帳の人口移動報告を見ると、15歳から19歳と20歳から24歳の人口が急激に増えているのですが、
中でも女性の人口は、ずば抜けて多いんです。
進学、就職で札幌以外に住む北海道の女性が札幌に転入してくることが理由として考えられます。
私も北海道内の地方におりましたが、友達の多くは札幌に進学、就職をしています。
東京、大阪等の大都市に行く人は一部で、更に男性が多いです。
親としても娘にはあまり遠くに行ってほしくない、でも道内なら安心という考えもあるのかもしれません。
若い女性側としても、飲食店や服飾・アパレル関係、美容院、ネイルアート、エステサロンなど、「女性向けの雇用」が札幌に多いことが大きく影響していると思います。
またコールセンター等が多いことから、こちらも女性雇用が多いのではないかと考えられます。
若い男性は、よりレベルが高い学校や年収が高い道外に転出してしまいます。
以上のことから札幌には若い女性の転入が多く、男性よりも女性の割合が多いのではないかと考えます。
まとめ
現在の札幌は、高齢者の転入も多くなってきています。
それは病院やサービス付高齢者住宅が札幌市内に増えてきているからです。
もしくは札幌で働く子供が遠方の親を心配し、呼び寄せるというパターンも多い様です。
需要のあるところに企業が進出し雇用が生まれるので、人口減の今はどう転んでも一極集中されていくのは間違いないです。
若者も高齢者も転入ということになれば、これからも札幌の人口は増加しつづけ20万人都市に遠くないと思われます。
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