地震から約一週間経過
8月6日に道内で発生した地震やブラックアウトから電力供給が復旧し、約一週間経ち日常に戻りつつあります。
ただ、元の様に何でもほしいものが手にはいるお店はまだ多くありません。
写真:9月11日現在の一部のスーパーでは購入数を制限
セイコーマートについての賞賛多数
札幌に住んでいると、やはり話題は地震時の話になります。
そこで話題にでてくるのは、セイコーマートの地震時の対応についての賞賛です。
SNSでも神対応!等と賞賛の声が相次いでいましたが、他の店舗が閉店する中で被災直後から車のバッテリーから電源をとって営業継続していたことが、大きな励みとなりました。
停電中は道内1100店舗中、1050店舗が営業を続けてくれました。
セイコーマートの一部では店舗内にガス調理する施設があるので、従業員の方がとても頑張ってくださって、おにぎりや惣菜などの温かい料理を提供してくれていました
ガス釜なので、電気がなくてもご飯が炊けるそうです。
また、飲料水や即席めん等を優先して販売してくれたことで、その時に何が足りなくて困っているのかをきちんと把握して、品出ししてくれたところが他のコンビニとは違っていました。
(もちろん、他のコンビニの店員さんも自分も手に入らないものかもしれないのに、暗闇のコンビニ内で一生懸命がんんばってくれましたよ^^)
セコマの災害に対する準備
会社側が普段から非常電源キットを各店舗に配布しており、今回はそれを従業員の車などから電源をとって停電時の営業継続につながったそうです。
また、停電時には買い物時に、これから必要になるかもしれないのでと少し多めに割り箸やお手拭を配布したり、どうせ溶けるからとアイスを無料で配布した店舗もあったようです。
且つ、レジはオフラインでも使えるタイプだったようで、行列ができても比較的お会計もスムーズ。
セコマの災害時に対する準備や従業員の方の臨機応変な対応が、賞賛につながりました。
更にすごい施設を持っているセコマ
釧路配送センターは2016年11月に、東日本大震災後の経験をふまえて新築されました。
重油タンクを設置し、周囲が停電になっても20日間は稼働できるというスゴイつくりです。
自前の給油スタンドに4万8000㎘を備蓄でき、40台のトラックが配送センターとセコマ店舗を3週間の間行き来できるとのこと(釧路市や根室市、北見市、網走市など道東22市町村内)
災害時は自治体・自衛隊と連携して物流拠点として担います。
ケース品6万4000ケース、ピース品1万3300ケース、冷凍品3万ケースが在庫でき、水に関してはグループ内でミネラルウォーターの製造を行っているためこちらも安心できそうです。
もちろん、釧路や道東以外の本州で何かあった場合も釧路港から物資の出荷ができる様です。
まとめ
セイコーマートは、北海道と埼玉と茨城の3地域にしか出店していないのに顧客満足度はセブンイレブンをおさえて1位です。
チャレンジするコンビニとして、他社がやったことのない分野に躍進しています。
今回の地震時の対応で、更にセイコーマートが全国的に知られることとなり、道民としてはなんだか誇らしい気分です。
セイコーマートをこれからも応援します。
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