札幌の冬イベントまとめ|イルミネーションから雪まつりまで
札幌の冬は寒さが厳しい一方で、街が一年で最も華やかに輝く季節でもあります。
1981年、わずか1,048個の電球から始まった「さっぽろホワイトイルミネーション」。現在では約82万個もの光が札幌の街を彩り、その灯りを合図に本格的な冬のイベントシーズンが幕を開けます。
この記事では、2026年から2027年にかけて開催される札幌の代表的な冬イベントをまとめて紹介します。
街中のイルミネーションから郊外のアート空間、そして冬のクライマックスを飾る雪まつりまで、見どころをたっぷりお届けします。
さっぽろホワイトイルミネーション|札幌の冬はここから始まる
開催期間:2026年11月20日〜2027年3月14日(※会場により開催期間が異なります)
冬の札幌を代表するイベントが「さっぽろホワイトイルミネーション」です。1981年に大通公園西2丁目でスタートし、日本初の大規模イルミネーションイベントとして誕生しました。
初開催時の電球数はわずか1,048個でしたが、第46回を迎える2026年シーズンは約82万個のLEDが輝く大スケールへと進化を続けています。

2026年の2大トピック!「3丁目リニューアル」と「新・中島公園会場」
1. 大通3丁目会場が10年ぶりに大幅リニューアル
大通西3丁目会場のメインオブジェが約10年ぶりに刷新されます。高さ約10メートル・幅約35メートルに及ぶ光の大規模アーチが登場し、光の波の中を実際に歩いてくぐり抜けることができる体験型イルミネーションへと生まれ変わります。海の生き物をモチーフにしたバルーン演出など遊び心も満載です。


2. 新会場「中島公園」が仲間入り
今年から新たに「中島公園」が会場として加わります(2027年1月9日〜1月28日)。会場には光るバルーンが配置され、アートと光が融合した幻想的な空間を体験できます。

各会場のラインナップと開催期間
- 大通会場(1〜5丁目):11月20日〜12月25日(10年ぶりに刷新された3丁目の巨大アーチなどが並ぶメイン会場)
- 駅前通会場:11月20日〜2027年2月11日(JR札幌駅からすすきのまでを結ぶ光の道筋)
- 南一条通会場:11月20日〜2027年3月14日(街路樹が優しく輝くおしゃれなストリート)
- アカプラ会場(札幌市北3条広場):11月20日〜2027年3月14日(イチョウ並木と赤れんが庁舎のコラボレーション)
- 札幌駅南口駅前広場会場:11月20日〜2027年3月14日(玄関口で訪れる人を迎える華やかな光)
- 中島公園会場:2027年1月9日〜1月28日(光るバルーンによるアート体験空間)
時代とともに進化を重ね、2013年には「北国の省エネ・新エネ大賞」も受賞したホワイトイルミネーション。今年も新しい見どころとともに札幌の冬を彩ります。

ミュンヘン・クリスマス市 in Sapporo|本場ドイツの雰囲気を楽しむ
開催期間:2026年11月20日〜12月25日
「ミュンヘン・クリスマス市 in Sapporo」は、札幌市とドイツ・ミュンヘン市との姉妹都市提携30周年を記念して2002年から始まった人気イベントです。大通公園で開催され、ホワイトイルミネーションとともに札幌の初冬を華やかに盛り上げます。
会場にはドイツ風の木造屋台(ヒュッテ)がずらりと並び、本場の雰囲気をそのままに再現。以下のようなグルメや雑貨が販売され、連日多くの賑わいを見せます。
- ホットワイン(グリューワイン)やホットチョコレート
- 本場仕込みのソーセージやプレッツェル
- ドイツから輸入された手作りのクリスマス雑貨・オーナメント

毎年集めたくなる「年号入りオリジナルマグカップ」
ミュンヘン・クリスマス市を訪れたら外せないのが、毎年デザインが変わる数量限定のオリジナルマグカップです。
会場で販売される温かいドリンクをこの限定マグで購入し、飲み終わったあとは思い出として持ち帰ることができます。その年ごとの西暦や限定イラストが描かれているため、「毎年1つずつ集めるのが楽しみ」というリピーターやコレクターも多く、記念品としても大人気です。
色が重なるイルミネーションの光とマーケットの温かみある灯りの中、お気に入りのマグカップを手に温かいドリンクを味わう時間は格別です。
モエレのホワイトクリスマス|雪とアートが織りなす幻想空間
開催期間:2026年12月19日(土)・12月20日(日)
モエレ沼公園で開催される「モエレのホワイトクリスマス」は、アートと音楽、そして冬の自然が融合した札幌市民にも人気の高いイベントです。
世界的彫刻家イサム・ノグチが設計したモエレ沼公園は、冬になると一面の広大な雪原へと姿を変えます。イベント期間中は、公園のシンボルである「ガラスのピラミッド」を舞台に、地元のアーティストたちによる多彩なクリスマスコンサートが開催されます。
- ガラスのピラミッドのアトリウムで行われる生演奏コンサート
- 吹き抜けの空間を彩るクリスマス装飾
- 親子で楽しめる参加型ワークショップ
静まり返った白い雪原と、ガラス越しに見える冬空、そしてあたたかな光と音に包まれる空間は言葉にできない美しさです。中心部の賑やかなイルミネーションとは一味違う、落ち着いた冬のひとときを過ごしたい方にぴったりです。
モエレのホワイトクリスマス 公式ページはこちら

大倉山冬花火|夜景・花火・新演出の競演
開催期間:2026年12月5日(土)開催(※要チケット購入、16:00開場/19:00打ち上げ・約30分)
大倉山ジャンプ競技場で開催される「大倉山冬花火」は、札幌の澄んだ夜景と冬の大輪の花火を同時に味わえる、比較的新しいながらも大注目のイベントです。
冬の空気は透明度が高いため、夏の花火以上に色彩が鮮やかに見えるのが特徴。1972年冬季五輪の舞台という壮大なロケーションも相まって、冬の寒さを吹き飛ばすような迫力のエンターテインメントが繰り広げられます。

花火の前から楽しめる!充実の屋内・場内コンテンツ
まだ歴史の浅いイベントながら「冬の札幌を盛り上げよう!」という熱気が感じられるのもこのイベントの魅力です。16時の開場から19時の花火打ち上げまでの間も、以下のような企画でしっかりと楽しむことができます。
- 札幌オリンピックミュージアムの無料開放:花火観覧者は無料で入館でき、屋内から温まりながら歴史展示などを楽しめます。
- 初開催の「ナイトバブルショー」:音と光に包まれながら無数のシャボン玉が夜空を舞う、幻想的な演出が新登場。
- あったかグルメ:会場に並ぶキッチンカーで、温かいフードやドリンクを味わえます。
さらに今年は、光の演出や山麓エリアのVIP専用ラウンジなども新登場。チケットはすでに発売中となっており、早めに会場へ到着してミュージアムやグルメを堪能しつつ、夜のクライマックスに備えるのがおすすめです。
大倉山冬花火の公式ページはこちら

白い恋人パーク スイートイルミネーション|おとぎ話の世界へ
開催期間:2026年12月1日(火)〜2027年3月31日(水)
点灯時間:16:00〜19:00(入園無料エリア中心/有料館内最終受付16:30)
白い恋人パークで開催される「スイートイルミネーション」は、まるで童話の世界に入り込んだかのようなファンタジックな雰囲気が人気のスポットです。
2026年シーズンは「白い恋人」発売50周年を記念し、「~50th WINTER WITH LOVE~」をテーマに特別演出が施されます。12月1日(火)の初日にはキャラクターたちが登場する点灯式も開催されます。

50周年限定の注目スポット&楽しみ方
英国風の建物や庭園が温かな光で彩られるなか、今年ならではの見どころが満載です。
- 50th Winter Radiance Heart:中庭中央に登場するメインシンボル。大きなハートの下に50周年ロゴがあしらわれ、毎時15分・45分には光がカラフルに変化します。
- 50th Snow Dome:ロゴが雪のモチーフとともにすっぽりと包まれた巨大スノードーム。
- London Bus Area:真っ赤な二階建てロンドンバスと雪の結晶ツリーが並ぶ新エリア。
- 限定アニバーサリースイーツ:キラキラシュガーと50周年マジパンが乗った「白い恋人ソフトクリーム」など、ここでしか味わえない限定メニューも登場。
昼間は工場見学やお菓子作り体験を楽しみ、夕方16時の点灯とともに光と甘い香りに包まれた庭園を散策するのがおすすめの過ごし方です。
白い恋人パーク スイートイルミネーション公式ページはこちら

さっぽろ雪まつり|札幌の冬を締めくくる世界的一大イベント
開催期間:2027年2月4日(木)〜2月11日(木・祝)
「さっぽろ雪まつり」は、世界中から観光客が訪れる札幌最大級の冬のビッグイベントです。街中に突如現れる大迫力の雪氷像群は、まさに職人技とアートの結晶です。
2027年シーズンは、陸上自衛隊が担当する大雪像の制作数が従来の2基から1基へと縮小されますが、民間団体等の協力のもと、大通会場名物の「大雪像5基」のスケールはそのまま維持される予定です。

3つの会場とそれぞれの魅力
雪まつりは特徴の異なる3つの会場で展開されます。
- 大通会場(1〜11丁目):圧巻の大雪像5基(4・5・7・8・10丁目)や、市民グループの手によるユニークな「市民雪像」(3・9丁目)、夜間のプロジェクションマッピングなどが楽しめるメイン会場
- すすきの会場:「氷を楽しむ」をテーマに、神秘的な氷彫刻がずらりと並ぶ幻想的な空間
- つどーむ会場:巨大なすべり台やスノーラフトなど、雪と触れ合える体験型ファミリー会場
昼間は雪像の精巧な細部をじっくり鑑賞し、夜はライトアップされた幻想的な表情を楽しむなど、一日を通して異なる魅力を堪能できます。ホワイトイルミネーションから始まった札幌の冬シーズンは、この雪まつりで最高潮を迎えます。
さっぽろ雪まつりの公式ページはこちら
まとめ|11月から2月まで見どころが続く札幌の冬
札幌の冬は、1981年に小さな一歩から始まった「さっぽろホワイトイルミネーション」を皮切りに、「ミュンヘン・クリスマス市」「モエレのホワイトクリスマス」「大倉山冬花火」「白い恋人パーク」と、魅惑のイベントが途切れることなく続きます。
そしてシーズンの締めくくりとなる「さっぽろ雪まつり」まで、約3か月間にわたって街全体が光と雪のエンターテインメントに包まれます。
しっかり防寒対策を整えて、この季節にしか出会えない華やかで美しい冬の札幌へ出かけてみてはいかがでしょうか?

札幌クリップをもっと見る
購読すると最新の投稿がメールで送信されます。