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イトーヨーカドー閉店後のスーパー「ロピア」とは?!高品質なのに安価な理由

イトーヨーカドー閉店後はどうなる?!

2024年7月28日にイトーヨーカドー屯田店が惜しまれながら閉店しました。

札幌市内のほかの3店舗(琴似店、福住店、アリオ札幌店)も閉店します。

このうち屯田店・琴似店・福住店は、北海道に新規参入の「ロピア」に事業継承される予定です。

札幌市内のイトーヨーカドーは商業施設名が「CiiNA CiiNA(シーナシーナ)」となります。

屯田店では2024年8月29日に一部店舗が先行オープン。ロピアはその後10月頃にオープン予定です。

★屯田店 2024年7月28日閉店 → 2024年8月頃「CiiNA CiiNA 屯田」へ→2024年10月頃 「ロピア」がオープン

★琴似店 閉店日未定 → 2025年冬頃 「「CiiNA CiiNA 琴似」へ

★福住店 2024年9月23日閉店 → 2024年秋頃「CiiNA CiiNA 福住」へ

商業施設名の「CiiNA」は、「たのしいな」「おいしいな」「うれしいな」と心から思える場所にしたいという願いを込めているそうです。

商業施設を先行開業した後に「ロピア」は数カ月遅れてはいり全面開業というスケジュールとなります。

まずは商業施設名が「シーナシーナ」になって中のスーパーが「ロピア」ということを覚えておきましょう。

ロピちゃん

写真:キャラクターのロピちゃん

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「ロピア」の特徴

まずは「ロピア」という名称の由来ですが、「ロープライスのユートピア」から店舗名となっています。

関東を中心とした神奈川県のスーパーで北海道内では4,5年で20~30店舗開業していく予定とのこと。

店舗

引用:ロピア公式ページ

ワクワクするような「食のテーマパーク」を目指しています。

他のスーパーとは違う特徴をあげてみます。

★会計は現金のみ

クレジットカードなどのキャッシュレス決済はできません。手数料を減らすことで商品に還元し、商品を安く購入できます。

現金

★飲み物は常温で販売

常温で販売できるものは冷蔵を使わないで販売しています。これにより電気代がかからず商品を安くできるという仕組みです。

常温販売

乳製品やアイス類は当たり前ですが冷凍で売っているのでご安心ください。しかも安いっ。

アイス

★青果、精肉、鮮魚、総菜、食品で各売り場担当に権限があり

売り場の担当がお客様を1番よく知っているということで、各部門に商品選定から陳列の仕方まで任せているそうで屋号がついているんですって。

スーパーだけどいくつかのお店が集まったようなつくりということですね。

屋号

★大容量でコスト削減

ロピアがターゲットにしているのは子供2人いる30~40代のファミリー層とのことで大容量でその分コスト削減ができます。

精肉店から始まったロピアは牛一頭買いもしており上質なお肉が安価に購入できます。

お肉



★SNSへの投稿O.K.

他のスーパーとの違いで驚いたのはSNSへの投稿O.K.なことです。

営利や同業者じゃなければO.K.ということですよ。

他スーパーではちょっとカメラ向けるだけで止められることもあるので革新的だなと思いました。

拡散

ピザが580円で売っているなんて拡散したくなりますよね(^^#)

PIZZA

高品質なものをお得に購入できるスーパー「ロピア」

ロピアの特徴を見て商品がなぜ安くなるかが少しわかっていただけたと思います。

その他にもカートは100円を入れて使用でき元の場所に戻すと100円が戻る仕組みになっており、これで人件費を削減しています。

買い物カート

工夫を重ねて商品の低価格を実現しているんですね。

安かろう悪かろうではなく、品質にもこだわっており安価なだけではなく付加価値を提供してくれるのでまた行こうっというリピーターが多いんですって。

プライベートブランドも豊富で、今後北海道へ進出するにあたり地場にしかないものを北海道以外にも展開していこうという試みもあるようです。

モットー 引用:ロピア公式ページ

スーパーは人口減少で競争激化

イトーヨーカードー以外に西友も北海道から撤退してしまいます。

日本国内はもとより北海道内も人口減少しているのでスーパーも競争激化していくのは素人でも肌で感じますよね。

北海道のスーパー市場は約8割をイオン、アークス、コープさっぽろで占めているそうです。

ここに新規参入する「ロピア」は今後どのように道民に受け入れられていくかが気になります。

キャッシュレスが日常化している方もいますが、まだまだ年配の方を中心に現金派も多くいるので需要はあります。

ただ、一人暮らしや核家族化してきている社会で大容量というのが気になるところです。

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まとめ

札幌市内のイトーヨーカード跡地に道内新規参入する「ロピア」についてあげてみました。

地場スーパーも小規模でやっていてもそのお店ならではのいいところがあって私は好きなんです。

北海市場や深澤青果、マンボウや生鮮市場もよく行きます。

ロピアの競合としてあげるのならば、業務スーパーやトライアルの様なディスカウントストアでしょうね。

道内の大手スーパーはそれほど脅威には受け取っていないようで「お手並み拝見」といったところのようです。

ただ、消費者にとっては選択肢が増えてうれしいというのが本音ではないでしょうか。

イトーヨーカドーが北海道内から無くなってしまうのは残念ですが、ロピアのオープンが楽しみになりました。

※写真は東京都内のロピアの様子です。取り扱い商品や価格は店舗、地域によって異なる場合があります。