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札幌狸小路の水族館「AOAO SAPPORO」にイワトビペンギンがやってくる!

札幌狸小路に都市型水族館が誕生

札幌の狸小路に建設中の「MoyukSapporo(モユクサッポロ)」は、2023年7月20日に開業予定です。

同日に、4階から6階にオープン予定の都市型水族館「AOAO SAPPORO(アオアオサッポロ)」もオープン。

イワトビペンギンがみることができますよ。

街中のビル内にペンギンの展示水槽が設置されるのはとても魅力的です。

ペンギンがビルの中に展示されるなんてかわいそうなんて思うかもしれませんが、全国のペンギンのスペシャリストによる「ペンギン会議」にてペンギンのために何ができるかを考えられて生育環境を提供しているのでご安心くださいね。

「AOAO SAPPORO」の大きな見せ場となること間違いなしで、行きたくなる理由のひとつですよね。

ペンギン展示水槽

展示水槽の陸場は六角形のブロックの一部が着脱可能で、数や組み合わせを変えることで形状を変更させることが可能です。

ブロックの高さは、飛び跳ねて移動するイワトビペンギンの特性が活かせるように設計されています。

目の前でかわいいイワトビペンギンのダイナミックな行動が観察できますよ。

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「イワトビペンギン」ってどんなペンギン?

さて、AOAO SAPPOROにやってくるペンギンは、「キタイワトビペンギン」という種類です。

キタイワトビペンギン

キタイワトビペンギンは目の上に眉のような黄色の羽毛があるのが特徴で、目の後ろで大きく広がる飾り羽になっています。

世界のペンギンは18種類おり、そのうち飾り羽があるのは7種類だそうです。

飾り羽は毎年夏に抜けて、生え変わります。

頭部の羽毛も長く伸び、水にぬれると垂れ下がるので頭を振って水気をとばす姿もみられます。

体長約50-58cmと小型のペンギンです。

岩場で生活しており、両足をそろえてピョンピョンと飛び跳ねて移動します。

他のペンギンと違ってよちよち歩きはしませんし、時々足から水に飛び込むこともありますよ。

一般的な繁殖期は10月から11月で、崖で囲まれた植物が生えているような平地や緩やかな斜面に巣をつくります。

オスは小石を積んで巣をつくりますが、多くの小石を集められるオスほどメスに好かれるそうです。

また、ペンギンは立ったまま眠るイメージがありますが、キタイワトビペンギンはうつぶせで眠ります。

人間と同様で暗くなると眠り明るいと活動しますが、昼寝もしちゃうそうです。

 



各階の展示概要

各階がどのようになるのかあげていきます。

4F <CONNECT~人と水の世界をつなぐ~>

なんと水族館の裏側を支えるバックヤードに入り込んで、海水の製造過程や展示生物の健康管理の様子を間近で見ることができる展示ゾーンとのこと。

海からの自然海水を輸送するのではなく、管内で人工的に海水をつくる人口海水システムを採用しているんですって。

魚介用1基、ペンギン用1基の計2基の人口海水を製造するプラントがあります。

直径約1.6メートル、高さ2.7メートルという大きなものでそれぞれ約3000リットルの海水を製造することができます。

展示生物の管理やえさを調理する様子も見られるようですよ。

5F<SCOPE~見えなかった世界をみつめる~>

水草が茂る美しい水中景観の中で小さな生物たちの営みを観察することができます。

4つの水景に囲まれた和の空間で間近にネイチャーアクアリウムを観察することができます。

また、大小さまざまな43本の水槽に観察ポイントまでかかれているようですよ。

ちょっと変わった生物もいそうですね。

6F<COMMONS~ひとつの世界を分け合う~>

ペンギンなどの生物と同じ空間の中で思い思いの時間を過ごせることができる空間です。

展示水槽の他、デジタルアートの海や緑いっぱいの大空間でパンバルのメニューを片手に過ごせます。

ペンギンの他には、プラクトンを間近に観察できる展示があります。

16本の水槽に水クラゲ等がゆっくり漂う、幻想的な空間になります。

デジタルアートを駆使した「ブルールーム」や植物園の様な「グリーンルーム」もあります。

ペンギン水槽

モユク
札幌狸小路に水族館「AOAO SAPPORO(アオアオサッポロ)」 2023年7月20日にオープン予定札幌狸小路のサンデパート跡地に新ビルが誕生しますが、4階から6階に都市型水族館が入ることがわかりました。「仮称)札幌大通水族館」いままでにない都市型水族館を目指しているとのことでワクワクしています。...

まとめ

「MoyukSapporo(モユクサッポロ)」は地下2階、地上28階、高さ111.55mの複合施設。

商業施設は地下2階から地上7階までで2~3階にはオフィスを併設。

4階から6階が札幌大通水族館「AOAO SAPPORO」が入ります。

7階は屋上庭園、9階から28階が大京のマンション(ライオンズタワー札幌、133戸)という構成です。

水族館にペンギン展示があることで、ますますオープンが楽しみになりますね。

2023年7月20日開業予定。