※2022年10月1日から還元率が10%から3%になり、実質値上げとなりました
SAPICAはお得 10%還元ICカード
札幌市民で地下鉄を利用している人であれば何気なく使用している交通系ICカード「SAPICA」。
地下鉄やバス、市電にのるだけでポイントが10%還元されているということはご存じでしたか?
SAPICAカードを作成した時になんとなく説明書を見て知っていた気もするのですが、ポイントを確認したことがなかったので特に気にしていませんでした。
ポイントではなく移動履歴は、社用で移動した交通費や確定申告などのために、交通費の履歴を確認したことがある人も多いはず。
交通履歴もポイントも同じ画面でみられるんですよ。
SAPICAの交通費履歴とポイントを確認してみました。
券売機で履歴やポイント確認
SAPICAの移動履歴やポイント確認は券売機で簡単に確認できます。
券売機のおなじみの画面から左下のピンクの「ICカード」ボタンを押しカードを入れます。
↓
あとは次の画面の左下にある「利用履歴の表示・印字」ボタンを押すだけ。
↓
こんな感じで日付と駅と金額、そしてポイントがでてきますよ。
最新の20件の履歴が印字ができます。
ポイントに注目してみると・・
往復で500円の区間だと50ポイント還元されていることがわかります。
運賃 < ポイント → ポイントから精算
運賃 > ポイント → カード残高から精算
札幌駅交通局の乗車料金のページを見ると、地下鉄と各種バス2区間を経由した場合540円が最高金額となっています。
例 :
540円×往復 = 1080円
1080円 - ポイント108 = 972円
往復1080円の区間を往復972円で移動できている計算になります。
札幌地下鉄は他の都市とくらべて乗車料金が高いといわれますが、SAPICAを使用していれば少し節約できます。(※初乗り料金は他都市よりも高い)
地元店舗で使用するとポイント増
SAPICAカードは、セイコーマートやサツドラで使用すると0.5%(200円で1ポイント)が付与されます。
店舗でSAPICAに最高20,000 円までチャージもできます。
SAPICA電子マネーの利用可能店舗は他にもたくさんありますが、SAPICAポイントが付くのはいまのところセイコーマートとサツドラのみのようです。
地元の企業との連携ですね。
貯まったSAPICAポイントは、交通機関の利用時に自動的に充てられるので、便利でおトクですよね。
更にセイコーマートにもPECOMAカードがありますし、サツドラもEZOKAカードがあるのでポイントの二重取りも可能。
更にSAPICAカードへのチャージをオートチャージにすれば、クレジットカードのポイントもとれるので三重取りできますよ。
まとめ
SAPICAを使用することによってポイントがたまることがわかりましたが、定期券区間内ではポイントが貯まらないということもわかりました。
区間料金や日数によって人それぞれですが、ポイントがあることにより計算すれば定期券よりもSAPICAチャージの方がお得になるかもしれませんね。
例えば
2区間で片道250円(往復500円)、定期券1か月だと10,500円になります。
20日通った場合は
(500円(往復)×20日) - (ポイント50×20日) = 9,000円
やはり定期券よりお得?!なんてパターンもでてきますよね。
10%還元は結構大きいかも。
サツドラやセイコーマートによく行く方はSAPICAの電子マネーを利用した方がお得率があがりますね。
ちなみにサピカという名称は
「サッと取り出して、ピッと利用できるSapporo(さっぽろ)のICカード」
から名付けられているそうです。
https://sapporokara.com/2018/10/01/pekoma/