札幌駅前南口北5西1、北5西2再開発案
札幌市は、札幌駅南口に位置する北5条西1丁目と西2丁目地区で計画されている再開発の詳細案を発表しました。
A案、B案の二つがあり詳細は以下です。
引用:札幌市
A案(左)は、東側(北5西1)に約255mのタワービル
JRタワー173mよりも80mも高いタワービルができる案です。
B案(右)は、約150mと約200mのツインタワー。
JRタワーとトリプルタワーになる案です。
2020年秋には基本計画をまとめて計画案を絞り込むようです。
どちらにしても、札幌駅南口前は大きく変わりますね。
都市計画決定は2022年でその後2023年に着工、全体の竣工が2029年秋とされています。
新タワービルは、ホテル・オフィス・商業施設
新タワービルは、ツインタワーのB案がでる前は、高層階がホテル、中層階がオフィス、その下に商業施設が入ってバスターミナルが新たにできる構想となっていました。
ツインタワーになることでホテル棟、オフィス棟となる可能性もでてきました。
札幌駅前の交通結節点という所は変わりないと思うので、JR在来線と新幹線駅および地下鉄と新しくできるバスターミナル、そして交通広場ではタクシープールもできる予定なので交通網は連携できます。
また、創成川沿いに都心アクセス道路を検討していることから、駐車場もできて車でも移動しやすい駅前まちづくりとなる予定です。
引用:札幌市
札幌駅前は再開発でタワービルがひしめく予定
A案、B案といえば南口目の前の北4西3西武跡地もまだ2案から確定していません。
どちらにしても、既存のビルをしのぐ高さのタワービルが複数できることとなります。
私がわかる範囲でもこれだけありますが、この再開発に付随して他の事業主も動き出すと思うので周辺のビルも変わってくると予想します。
高さで競っているわけでもないでしょうけど、こうして地図におとしてみるとタワーばかりで見上げて歩く場所が増えそうです。
札幌市は、景観のガイドラインがあるので色彩や緑地等の空地に関しては統一させたり連携した心地よい空間を考えまちづくりを行っていくものと思われます。
この数年間で大きく変わっていく札幌駅前を楽しみに変化をみていきたいと思います。