北5西1・西2札幌駅前再開発



札幌駅前再開発の関心度はかなり高い

札幌市は、札幌駅南口前の市有地北5西2街区と隣のJR北海道等の土地、北5西1の再開発の基本構想を策定すべく、サウンディング型市場調査を行っています。

2018年12月に行われたサウンディング型市場調査には、16社の大手デベロッパーや大手ゼネコンが参画希望しており、札幌駅前周辺再開発への関心の高さが浮き彫りとなりました。

サウンディング型市場調査とは

案件の内容・公募条件等を決定する前段階で、公募により民間事業者の意向調査・直接対話を行い、当該案件のポテンシャルを最大限に高めるための諸条件の整理を行うもの。民間事業者にとっても自らのノウハウと創意工夫を事業に反映し、参入しやすい環境(公募条件)とすることができます。

今後は、開発のコンセプトや基本方針、施設計画、事業スケジュールや事業手法を検討して今秋をめどに基本構想案をまとめ、市民意見を経て年内の成案化を目指す様です。




現在の北5西1・西2

【北5西1街区】-青空駐車場と駐輪場

【北5西2街区】-1階にバスターミナル、ビックカメラやエスタが入った複合商業施設

手前の駐車場が北5西1、JRタワーがある方が北5西2

駅前一等地なのに青空駐車として使用しているのは、平成22年に北海道劇場の建設を予定していたためです。

その後断念し、一等地としてふさわしい有効活用が求めらえるまでということで暫定利用で青空駐車がはじまって今に至ります。

北海道新幹線駅が建つとなると、北海道の玄関口となるわけですから注目度は増しますよね。



再開発イメージ

サウンディングでの再開発イメージで多かったのは、北5西1、西2をデッキでつないだ空間づくりや新幹線駅と一体的な空間をあげる意見が複数ありました。

また、再開発が決定した直後にあがっていた案には「最高級クラスのホテル建設」という話もありました。

高級ホテル建設の話があった一方で、「最高級ホテルは静かな場所が望ましく駅前は難しい」という意見もでたそうです。

札幌には高級ホテルはあってもミシュラン星5つのホテルはないですからね。

国際社会を見据えて、海外の貴賓客を迎え入れるホテルが必要なのかもしれません。

引用:JR北海道 平成30年3月 新幹線ホーム案

札幌市内は現在はオフィス需要があり争奪戦も繰り広げられるほどですが、「将来の需要を踏まえて慎重な検討を」という指摘もありました。

バスターミナル等の基盤設備や観光機能は、民間主体の設置は難しいとして公設民営を求める声があがっています。

まとめ

サウンディング市場調査を行うことで、民間企業から有意義な意見も聞ける反面、色々な意見がでてきて整理が大変になりそうですね。

街並み形成のためにオープンスペースや緑地化、バスターミナルの他に駐車場や駐輪場も必要になります。

環境・防災の観点からエネルギービジョンに基づいて、コージェネレーションシステムも整備予定です。

サウンディング調査ででた意見を整理して、観光影響評価など必要な手続きと並行しながら事業主体となる再開発準備組合の設立を進めます。

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