大晦日の風物詩「除夜の鐘」ですが、ここ数年は近隣からの苦情により中止されたり、時間をずらして鐘をならすお寺が増えている様です。
除夜の鐘は、大晦日の深夜から元旦にかけて、人間が持つとされる108の煩悩を鎮めるために108回鐘をつくものだといわれています。(所説あり)
遠くからゴーンと除夜の鐘が聞こえると、なんとなーく心地よく心穏やかに新年を迎える心の準備ができる気がします。
NHKの紅白歌合戦が終わり11時45分からの「ゆく年くる年」が始まると、今年も終わるんだなぁってしみじみします。
まぁ、途中でジャニーズカウントダウンにチャンネル変更しちゃうことも多いんですけどね(笑)
札幌で除夜の鐘がつけるお寺をあげてみます。
浄土宗 新善光寺
すすきの駅近くにある新善光寺は、どなたでも鐘がつけるそうです。
昨年は23時半頃から列ができはじめ整理券が配られていたようです。
でも、108回ですからね108人までですよー。
グループや家族でいくと複数人で1回になってしまうこともあるようです。
2017年は絵馬とみかん、2018年は絵馬とどらやきの記念品がいただけたそうです。
お寺のブログやTwitter、Facebookもありますのでチェックです^^
浄土真宗東本願寺派 浄恩寺
西区にある浄恩寺は、地下鉄琴似駅から徒歩5分程にあるお寺です。
こちらもどなたでも鐘を着けるようですが、なんと人数制限なしとのこと。
ということで、108人以上の方が鐘を着けるということになります。
駐車場も50台分、無料でおけるとのことです。
108回以上鳴る除夜の鐘・・・これはこれでいいのかな?
煩悩がいっぱい?!
毎年、午後11時から本堂で歳末法要が行われ読経中散華がされ、華やかに一年を締めくくります。
かがり火でのお焚き上げの後、除夜の鐘がつかれます。
鐘をついた方には番号入り鐘つきの証が発行される上、和三盆もいただけるようです。
除夜の鐘時間:12月31日23:30~1月1日2:00まで
曹洞宗瑞圭山 浄国寺
浄国寺も西区にあります。
最寄り駅は二十四軒駅ですが、歩くと30分程かかってしまいます。
毎年23時45分より除夜の鐘つきが始まります。
108人の方までで、去年はお餅がついたようですよ^^
こちらも住職がブログやSNSをやっているので、情報チェックですね。
光明山 福住寺
除夜の鐘は、大晦日の除夜法要を務めた参加者全員が鐘をつくことができます。
毎年23:30からとなっています。
配布される整理番号券がお楽しみ抽選券となるそうです。
その年初めての運試し、楽しい企画ですね。
まとめ
お寺の公式ページ以外に住職がブログやSNSを普通にやっていることに驚きました。
お寺離れと言われている昨今ですから、色々大変なんでしょうね。
年末年始はお寺にとっての書き入れ時だなぁなんて思ってしまいました。
108回ではなく何度でもO.K.というところに、煩悩も数え切れないほどあるのかも・・と感じました。
除夜の鐘を着きにいくことは、新しい年に結婚、出産、受験等何かあることがわかっていればいいかもしれないですね。
また、何か願掛けがあったりするとよいスタートになる気がします。
札幌の12月の最低気温は約マイナス7度です。
除夜の鐘を着きに行こうと思っている方は、厳重な防寒対策が必要です。
あたたかくしてお出かけください。
私は・・・美味しいもの食べてお酒飲んで寝る派です(笑)

