【2026年春誕生】チ・カ・ホ直結の新しいオフィスビル「THE VILLAGE SAPPORO」とは?
札幌駅周辺を歩いていると、あちこちで再開発や改良工事が進んでいて、街の景色が本当に新しく大きく変わりつつあるのを感じますよね。
昨日まであった風景が少しずつ姿を変えていく、そんな変化の真っただ中にある札幌駅前通にまたひとつ気になる建物が誕生しました。
2026年春にオープンした「THE VILLAGE SAPPORO」です。
札幌駅から徒歩2分、大通駅から徒歩4分という抜群の立地に建ち何より「チ・カ・ホ(札幌駅前通地下歩行空間)」に直結しているのが、これからの季節や天気の悪い日にも嬉しいポイントです。
北海道初進出となるシェアオフィス「WeWork」が入居することでも話題になっていますが、実際に中へ足を踏み入れてみると、単なる新しいオフィスビルというだけではないこの街らしい「居心地のよさ」や面白い仕掛けが見えてきました。
今回は、新しくできたこの場所にさっそく行ってきたので、現地の写真と一緒にその魅力をご紹介します。

外観デザインのこだわり|揃いすぎない「窓のリズム」が表現する多様性
現地に到着して、まず目を引いたのがその外観(ファサード)でした。
遠目に見れば、オフィス街に馴染むスマートで整然としたビルに見えます。
でも、一歩近づいて真下から見上げてみると、不思議なリズムがあることに気づきます。
窓の配置や幅、フレームの表情が、少しずつ異なっているのです。
完全な均一でもなければ、バラバラでもない。規則的でありながら完全には揃っていないそのデザインは一般的なオフィスビルとは一味違う個性を感じさせます。

「Village(村)」というビルの名称を聞いて、なるほどと感じました。
村とは、みんなが同じ顔をして集まる場所ではありません。さまざまな仕事や背景を持った多様な人々や企業が、それぞれ独立しながらもグラデーションのように共存する場所です。
その考え方が、この「揃いすぎない窓のリズム」に表現されているように見えました。
内装と地下広場空間|チ・カ・ホの「余白」と札幌らしさを感じるインテリア
ふと立ち止まりたくなる地下の「余白」空間
チ・カ・ホから一歩中へ入ると、天井が高く、奥行きのある空間が広がっています。THE VILLAGE SAPPOROの大きな特徴が、この地下に設けられた広場空間です。
ただ通り過ぎるためだけの通路ではなく、人が行き交い、ときにはふと立ち止まることもできる「余白」が贅沢に用意されています。
大きなモニタもありますよ。7月7日にファミリーマートもオープンしました。

「景観色70色」の思想に通じる、自然素材の落ち着き
建物内部を進むと、コンクリートのシャープな空間の中に、木や石を思わせる素材感が絶妙なバランスで溶け込んでいました。
壁面には北海道の豊かな木々を映し出す大きなデジタルアートパネルがあり、木質の壁面が温かみを添えています。

この空間に身を置いていると、ふと札幌市の「景観色70色」の存在を思い出しました。
もちろん、この施設が公式に景観色70色を採用しているわけではありません(景観色70色は主に建築物の外観や街並みの色彩を整えるためのガイドラインです)。
しかし、その背景にある「北海道の風土や自然素材からインスピレーションを受ける」という考え方や、都市の中心でありながら自然との調和を大切にする姿勢には通じるものを感じます。
穏やかな色彩と柔らかな間接照明の光が、大都会の真ん中にいることを一瞬忘れさせるような、落ち着いた雰囲気を演出していました。

まとめ:THE VILLAGE SAPPOROは札幌の新たな交流拠点になるか
地下から上層階へと繋がる立体的な階段や、美しい光のラインも素敵でしたよ。

このTHE VILLAGE SAPPOROは、チ・カ・ホを利用するすべての人にとっての普段使いの場所というよりは、そこに集う人たちがそれぞれの時間を過ごすための少し特別なスポットなのかもしれません。
だからこそ、ただ通り過ぎるのではなくこのビルが掲げる「Power Link Village ― つなぐ」というコンセプトに少しだけ思いを巡らせながら歩いてみるのがおすすめです。
- 「村」という名前の通り、規則的でありながら少しだけ不揃いな窓のデザインを眺めてみる。
- 北海道初のWeWorkが入るこのビルから、どのような新しいビジネスや交流が生まれていくのかを想像してみる。
そんなふうに、新しいビルの個性を知った上で街を眺めると、いつも通っている駅前通の風景もまた違った表情に見えてくるはずです。
建物という「器」は完成しましたが、そこからどのような物語が紡がれていくのか。
これからこの場所が札幌の新しい「街の余白」としてどう馴染んでいくのかを、いち札幌市民として楽しみに見守っていきたいと思います。
近くを通りかかった際は、ぜひ一度、この新しい空間の空気感をのぞいてみてはいかがでしょうか。
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