札幌駅前再開発、2030年を目標に完成予定



札幌駅前南口再開発事業

札幌駅南口の北5西1、北5西2地区の再開発について、JR北海道と札幌市は北海道新幹線札幌延伸に合わせて2030年完成予定としています。

引用:札幌市

 

現在、暫定利用で青空駐車場となっている北5西1にJRタワーに続く新たなタワービルを建築し、その後北5西2にあるエスタを建て替えする方針。

商業施設「札幌エスタ」内の現在のテナントは、新タワービルに営業を続けられる環境を整えて移動させその後現在のエスタを解体。

現在のエスタと同規模の新ビルを建設し、新タワーと連結させる予定です。

引用:北海道新聞



北5西1タワービルについて

北5西1のタワービルに関しては、JRタワー(地上38階、高さ173メートル)と同規模になる予定。

スイートルームやバンケットルームを設置した国際水準基準の高級ホテルと、現在エスタ1階にあるバスターミナルを駅周辺に分散している停留所を一体的に集約予定。

札幌エスタの入居テナントの扱いが課題になっていた様ですが、新タワーに移ってもらいそのまま入居を継続するか現在のエスタの新ビルに戻ってもらうかは今後、詳細を詰めていく模様です。

本業で莫大な赤字を抱えているJR北海道にとっては、テナント賃料収入は貴重な収入源であるため継続的な確保にもつなげると思われます。

また、新タワービルと新エスタ建設後には2階部分を空中通路等で連結して利用者の回遊性向上につなげる予定です。

新タワービル・新エスタ以外の駅前機能と課題

・札幌の玄関口としてふさわしいデザイン性や空間性が求められ、新幹線札幌駅との一体化が課題

・北海道胆振東部地震を踏まえて、一時的な滞在空間として性能を備えた屋内空間が必要

・新幹線駅やJR札幌駅からの観光客等が利用するタクシー乗り場や車寄せ空間が必要

・札幌の観光や産業振興に関わるようなフードコートや道内の特産品販売などを考慮していく必要あり

・駐車場待ち解消のための案

・宿泊機能は高級ホテルとしているが、長期滞在型やサービスアパートメントの機能も必要ではという意見

・オフィス部分は高機能を重視するだけではなく、シェアオフィスやコワーキングスペース等、時代の需要に沿ったオフィスビルにすべき

今後、様々な面から起案や問題等の意見を整理して検討していかなくてはいけません。



札幌駅前の商業施設

札幌駅直結の商業施設は4つあります。

アピア」→1952年からあった「札幌ステーションデパート」が始まり
エスタ」→1978年からあり、札幌そごう(2000年閉店)が閉店後も営業
パセオ」→1989年からあったものを2011年にリニューアルオープン
札幌ステラプレイス」→はJRタワー竣工時2003年にできたもの

この4つの商業施設で600店舗以上となります。

札幌市内に住んでいても、その場所がアピアなのかパセオなのかと分かりにくい場所もあります。(私だけ?!)

エスタ店舗がJR札幌駅目の前から新幹線札幌駅に近い場所になる予定ですが、これで観光客と市民の導線が少し変わってくる可能性もありますね。

 

まとめ

再開発を2段階で進める場合、二つのビルを建て終えるには少なくとも5年以上かかるとみられています。

2030年までは、まだ10年以上ありますが準備組合の設立もまだですし、大規模再開発しかも札幌の顔となる札幌駅前再開発なので着工までの時間も相当かかるものだと予想されます。

北海道で一番高い建物はJRタワー173メートルですが、この新タワービルも同じくらいの大きさとなっているので順位を塗り替える可能性もあります。

札幌駅北口側近くの北8西1地区で計画されているタワーマンションは、50階建て約180メートルとされています。

また、札幌駅前再開発の話が浮上したことと札幌市内のオフィス需要が高まっていることで、周辺の老朽化したオフィスビルの建て替えの話も多数あります。

10年後は、札幌駅前も高層ビルがひしめく状態になっているかもしれないですね。

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