農試公園改修中
札幌西区の運動公園である農試公園は開設から40年以上が経過しており、老朽化していることから5年にわたって施設の改修工事を実施しています。
総事業費20億を試算している大改修工事なんですよ。
野球場やテニスコートの他、小さな子が遊べる愛称「ちゃぷちゃぷ池」や交通公園等個性的な施設が配置されており広く市民に親しまれています。
改修は公園を複数エリアにわけて順次進めており、工事期間中は公園の一部を閉鎖しています。
2020年には駐車場や野球場B・バックヤード、2021年には野球場Aや園内照明灯・テニスコート外構が一新され大きく変わりました。
2022年には小さな子の利用する遊具広場やちゃぷちゃぷ池が新しくなりました。
旧「ちゃぷちゃぷ広場」から新「ちゃぷちゃぷ池」へと愛称が変わり2023年6月にオープンしています。
2024年も6月1日(土曜日)からオープン予定です。
遊具広場が大きくリニューアル
昨年改修された遊具広場は「みんなのガリバーひろば」となり、子供が遊びやすいように対象年齢を3歳から6歳と6歳から12歳のエリアに分けています。
子どもと一言で言っても3歳と12歳はまったく違うわけですから、そうした配慮があることで親御さんも少し安心できますし、成長過程もわかりうれしいですね。
三代目ガリバーは、地面に張り付けにされており(笑)二代目ガリバーが立体的だったのに比べると安全性は増していると思います。
農試公園の遊具が歴代ガリバーなのはなぜなのかわかりませんが、小さな子はニコニコしてガリバーに群がります^^
他にも魅力的な遊具がたくさん増えていて、ファミリー層がいっぱいで楽しそうでした。
トンカチ広場が2024年4月29日オープン
2023年は管理棟やトンカチ広場の改修でした。
そして2024年4月29日に新しいトンカチ広場がオープンします。(屋外作業台はまだ工事中です)
旧とんかち広場や建物はこのような感じでした(Befor↓)
↓
新しい建物はとても立派になっていましたよ。(After↓)
交通コーナーの自転車貸し出し所とトンカチ広場の両方を兼ねている建物です。
私も初めて釘やトンカチ(かなづち)を使ったのはこのトンカチ広場だったかもしれません。
工具の貸し出しも木材の提供も無料です。
屋内トンカチ広場の利用は2024年4月29日から11月3日まで(9:00~16:30)
2024年の改修は交通コーナー・ツインキャップ等
農試公園改修の最終年である2024年度は交通コーナー・交通広場・ツインキャップの工事等が始まります。
屋外のトンカチ広場も対象です。
園路や照明灯も整備されるので公園南側も大きく変わります。
引用:農試公園公式ページ
交通コーナーは自転車の貸し出しは行っていませんが、2024年5月6日までは自転車の持込で利用できます
(※工事前のため信号機は点灯しません。)
私が子供の頃から変わらない景色です。
屋内広場である「ツインキャップ」は建物の内外装の改修のため2024年5月7日~2025年3月末まで閉館となります。
雪の季節でも使用できる約3,000㎡の屋内スポーツ施設はとても人気があり予約が取りにくい時期もありますがしばらくお休みとなりますのでご注意ください。
農試公園へアクセス
農試公園は123台分の駐車場がありますが、GWや夏休み等は満車になることが多いです。
開放時間は4時45分から21時15分までとなっています。
満車になると臨時駐車場が開放されますし、駐車料金は無料なので安心してください。
※それでも満車になる日があるくらい人気です💦
車で札幌駅から約15分です。
JR琴似駅からは徒歩約15分、地下鉄琴似駅からだと徒歩約25分ほどです。
まとめ
農試公園の交通コーナーの自転車貸出所は、1973年(昭和48年)に建てられ約半世紀に渡り親しまれた場所でした。
今も昔もトンカチ広場と共にとてもにぎわっている場所なんですね。
私も子供の頃利用し、自分の子供も何度も連れて行った公園で思い出も思入れもあります。
改修中の交通公園やツインキャップはしばらくお休みになりますが、また新たな顔をみせてくれることを楽しみにしたいです。
写真:解体済の「じてんしゃのいえ」
農試公園の公式ページはこちら