トライアルスマートが2024年1月31日オープン
西区琴似で閉店した「TSUTAYA札幌琴似店」跡地に2024年1月31日オープン予定で「トライアルスマート琴似店」できます。
当初、2023年12月予定でしたが一か月遅れとなった模様です。
トライアルは食品や日用雑貨のディスカントストアを全国展開している福岡の会社です。
全国では約280店舗、北海道内では29店舗、札幌市内には7店舗あり50店舗体制を目指すとしています。
琴似店は札幌市内で8店舗目。
全国にある店舗は様々でコンビニサイズの小型店から中型、大型店と様々。
「車で15分の範囲に人口3万人」を判断基準にしているようですよ。
居抜き出店としては小型店に限られていましたが、大型店としては琴似店が初ということになります。
昨今の建設費高騰により新築ではなく居抜きでの検討をしていたということです。
フラットで広い店舗ってなかなかないですからね。
旧TUTAYAは約600坪と面積が広いのでトライアルにとっても魅力的だったのではないでしょうか。
本場の福岡では約1500坪前後のトライアルがたくさんあるそうです。すごいっ💦
スーパートライアルの魅力
スーパートライアルがなぜ人気なのかあげていきましょう。
まず「圧倒的に安いっ!」
これはスーパーで一番大事なことですよね。
トライアルのプライベートブランドは2000種類を超えています。
商品によりますが原料調達から製造、物流、販売に至るまで自社完結しコスト削減をしています。
お惣菜やお肉もびっくりするような安い価格で売っていることが魅力です。
更にスマートショッピングカートであること。
つまりはカートとレジが一体型になっているため、いま何をいくらでカートに入れたのかが即時でわかるようになっています。
客自身が商品についているバーコードをスキャンする形で、専用レーンを通過すれば完了します。
レジの待ち時間がなくなり、人件費も大幅に削減できる未来型のカートといえます。
また、店内にはたくさんのAIカメラがついているので、在庫チェックも自動で行われ必要に応じて値札も自動で値下げされます。
でも、タイミングはAIが決めるので、値下げ時間にシールをペタペタはる店員さんを追って安い商品をゲットするワザ(?)はできなくなります💦
JR琴似駅から徒歩4分のスーパートライアル
出店場所はJR琴似駅から空中歩廊で徒歩4分の商業施設「コルテナⅠ」。
1階にあったTSUTAYA札幌琴似店にスターバックスが併設していましたが、2022年11月に閉店し空いた状態になっていました。
品揃いは2023年6月に出店した「トライアルスマート新発寒店」と同様で24時間営業。
また、混雑状況等もホームページでわかるようになっています。
コルテナⅠには駐車場もあるので、オープン時は特に混みそうですね。
IOTやAIの活用で快適なショッピング
IOTやAIを活用して快適に買い物ができるようにしているのがスーパートライアルのデータです。
カメラがたくさんあることで私たちの購買行動が見られて次に何を求めているかを分析されています。
「買い物は20%が計画購買で80%衝動購買」といわれていますので、その次の購買につながる情報や特典等をつけることで更に買い物をしたくなるようになります。
与えられた情報をもとにAIが自ら思考して応用していくんです。
多種多様なデータを蓄積していくことにより買い物の利便性向上や効率化、安定供給等店舗運営についてを構築支援していきます。
人件費削減がそのまま商品価格の値下げにもつながっていると思うとちょっと恐ろしい気もします💦
まとめ
スーパーはたくさんありますが、スーパートライアルは最先端のスーパーといえますね。
人手不足はどの業界でも課題になっていきますが、その負担をIOTやAI等を活用して効率化していくことで巻き返しをはかることができます。
人口減少による限られた商圏の中で、いかに残っていけるかがスーパーの課題です。
セルフレジ導入や独自性の惣菜で売り上げを確保など手をうってはいますが、電気・ガス代の高騰等経営努力ではコントロールできないことも多いようです。
単純な価格競争だけではなく、もう一度来たいと思える訴求力も必要となってきています。
トライアルスマート琴似店は1月31日8:30オープンです。