札幌ご当地ナンバープレート
札幌市は令和4年(2022年)8月に市制施行100周年を迎えます。
これを記念して、は各種記念事業を実施します。
そのうちの一つがご当地ナンバープレートです。
対象車種は原動機付自転車第一種(50cc以下)のみですが、札幌の木「ライラック」と下から眺めたテレビ塔をあしらったデザインです。
札幌市立大学デザイン学部の学生さんの作品なんですよ。
600枚程度限定で作成します。
引用:札幌市
市制施行100周年を迎える令和4年8月1日に交付開始予定となっていますよ。
札幌市内にある対象車種の新規取得時の他、通常のナンバープレートからの交換を希望する人にも交付されるそうです。
取得したいと考えている人は、夏が近づいてきたら広報さっぽろや札幌市の公式HPをチェックしてみてください。
ご当地ナンバープレートとは
そもそもご当地ナンバープレートとは何かというと、地域の魅力を全国に発信することを目的して、平成30年(2018年)10月1日から国土交通省が交付を開始いたしました。
”走る広告塔”として、地域の風景や観光資源を図柄とすることにより観光振興の取り組みに活用。
申し込みの時に募集している寄付金を観光に活かしていこうというものです。
今回のナンバープレートは原動機付自転車のみが対象です。
普通自動車も色々なナンバープレートがあればいいのに・・と思ってしまいましたが、「道路運送車両法」で様々な決まりごとがあり、車両数も多いことからたくさんの交付はしていないようです。
北海道内でのご当地ナンバープレートを導入しているのは以下。
苫小牧 | 室蘭 |
苫小牧市
|
知床 | 釧路 |
別海町、中標津町、標津町、 羅臼町
|
北見 |
斜里町、清里町、小清水町
|
札幌市の普通自動車用のプレートはまだないようで残念です。
3分でわかるあなたの知らないナンバープレートの魅力(全国自動車標板協議会)
東京モーターショー等でも、ご当地ナンバープレートは注目されているんですよ。
引用:第 46 回東京モーターショー2019 ナンバープレート展
地域版図柄入りナンバープレートの取得は車両の登録している場所になりますので、ナンバープレートを取得するために登録を変更するのは現実的ではないですね。
観光地札幌としてのナンバープレート
原動機付自転車だけではなく、自家用車にもカラフルなご当地ナンバープレートを造れば寄付金も増えると思います。
東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の時には特別仕様ナンバープレートがあったので、もしも2030年の冬季オリンピックが札幌になった際には交付が実現するかもしれないですよ。
ちなみにお値段はというと、「札幌運輸支局管内の交付手数料及び頒布価格」は以下
★交付手数料(登録車)
大型1組(2枚) 12,730円(大型1枚 6,365円)
中型1組(2枚) 8,380円(大型1枚 4,190円)
★頒布価格(軽自動車)
中型1組(2枚) 8,400円(大型1枚 4,200円)
上記にプラス1000円以上の寄付でカラーにできるようです。
札幌を観光地としてアピールしていくなら、電気自動車購入の特典にご当地プレートを選択できる様にしたら増えるかもしれないのになぁと個人的には思っています。
自作ナンバープレート、これでどうでしょうか?!💦(笑)
まとめ
観光地である北海道では、まだご当地ナンバープレートが少ないということがわかりました。
そして札幌でも、希望ナンバーの申し込みはできるもののご当地ならではのナンバープレートというのはいまのところ存在しません。
今回の原付のプレート交付を皮切りに普通自動車用も増えていくといいのにと思います。
道内各地にあるカントリーサインよりもナンバープレートに力を入れた方が観光地としてはいいアピールになると思いませんか。
カントリーサインについてはコチラ