旧NHK札幌放送局の解体開始
大通西1丁目にある旧NHK札幌放送局が解体に入っています。
NHK旧札幌放送会館は、1959年に建設された建物で、その後増築を重ねており現在の姿になったのは1980年代です。
築50年以上が経っており、かねてから引っ越し先を検討していたNHKが移転したのは2021年に入ってからのことです。
お隣の北1西1に創世スクエアができたのは2018年になります。
現在、創世スクエアにはHTB(北海道テレビ放送)が入っていますが、最初はNHKが入るというお話もあった様ですよ。
NHK側の事情により、北1西9へ移転となったNHKは新しい放送局にて2021年6月から放送を開始しています。
旧NHK札幌放送局の跡地は新札幌市役所を建設予定
解体に入った旧NHKの跡地には、札幌市役所の新庁舎建設を予定しています。
現在の札幌市役所は1969年に出来た建物で、旧NHK放送局と同じく老朽化しています。
旧NHK放送局の解体は2022年9月30日まで行われる予定ですが、その後には新市役所が建設予定。
そして現在の札幌市役所を解体した後は緑地化される予定です。
緑地化することで大通公園から時計台が観えるようにする算段。
創成川沿いの大通地区もこの10年程で大きく様変わりしていきます。
将来のテレビ塔周辺を予想
ここからは私の妄想ですが・・
NHK跡地に新市役所ができれば、テレビ塔や地下街オーロラタウンとの地下通路も考えられるはずです。
カナモトホール(市民会館)もなくなり市役所の敷地となる模様。
大通東1丁目、2丁目も再開発の計画があることから札幌駅前と同様で創成川を越えた東側にも人流の動線を確保していくと思われます。
札幌らしい自然を取り入れていることで、時計台→大通公園→テレビ塔→創成川公園→再開発エリアと観光客をひきつけるポイントにもなりそうです。
爽やかなお天気の札幌。お散歩日和です😊創成川公園 pic.twitter.com/uJsNfypkDj
— しょーこ@札幌クリップ (@kotton105910) October 9, 2021
創世1.1.1区(そうせいさんく)
旧NHK放送局がある大通西1地区は、札幌市が大型再開発を進めている「創世1.1.1区」の一つなんです。
1丁目が3つで「3区」。
「北1西1地区」は既に完成している創世スクエア。
この次にとりかかるのがNHK跡地の「大通西1地区」になります。
その後に「大通東1地区」と順に進めていく模様です。
北海道新聞社が本社を創成東へ移転予定ですし、札幌駅前だけではなく大通の東側や創世サンク(3つの1丁目)も機能的に再開発されていきそうです。