ススキノラフィラが閉店
ススキノの顔ともいえる商業施設「ラフィラ」が、5月17日夜8時にて閉店しました。
新型コロナウイルスの影響で、閉店のセレモニーは中止となりましたが、常連客らが訪れる中静かにシャッターが閉じられました。
ラフィラが入る「ススキノ十字街ビル」は、1974年から46年間もの間名称を変えながらもススキノ交差点で存在感を放っていました。
オープン時は「札幌松坂屋」(1974年(昭和49年))
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「ヨークマツザカヤ」(1979年(昭和54年))
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「ロビンソン札幌」(1994年(平成6年))
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「ススキノラフィラ」(2009年(平成21年)~現在)
閉店が決まっていた最中ですが、新型コロナウイルスの影響で4月25日から5月8日まで臨時休業していました。
5月9日に再開はしたものの120テナントのうち64店舗は、最終日を待たずに撤退。
さみしい最終日となってしまいました。
老朽化した建物は取り壊されて、約3年後には複合商業施設として生まれ変わる予定です。
閉じたシャッターのメッセージがとっても寂しいですね。
緊急事態宣言で外出自粛の中での閉店
札幌市内は新型コロナウイルスの影響で外出自粛の最中です。
そんな中での閉店でしたので、それほど混むことはなく閉店となってしまいました。
周辺は閑散としており、地下で直結している地下街ポールタウンも店を臨時休業していてシャッター街となっています。
近くの狸小路も開店しているドラックストアとMEGAドン・キ・ホーテ等はありますが人通りは少なくまばらです。
4月24日に新ビルでオープンしたばかりの千秋庵がひっそりと営業中。
同じビルに新しくできた「ザ・ノット札幌」はオープンを延期しています。
変わっていくすすきの風景
すすきのラフィラ建て替えによりススキノの玄関口も大きく風景が変わっていくことになります。
謎のエレベーター(外からは4基見えるのに中からは3基しかない)等と噂されていたラフィラの建物も見納めです。
新しいビルは向かいのNIKKA大看板と共にネオンになったりするんだろうか。
どんなビルになるのか楽しみです。
コロナで異例の別れとなってしまったのは残念ですが、新しく2023年にできる商業施設に期待しましょう。