北4西3西武デパート跡地再開発
札幌駅南口の目の前である北4西3に、長い間空き地があることは札幌市民ならご存知のことでしょう。
元西武百貨店の跡地の大きな敷地が札幌駅前にありながら、長い間使用されていません。
ここに現在再開発が予定されているのが、地権者のヨドバシホールディングス他が計画している「仮称:札幌ヨドバシタワー」です。
2019年5月に再開発準備組合が立ち上げられました。
北4西3街区のこの使用されていない土地以外には、北海道建設会館、札幌駅前合同ビル、交洋駅前ビル、成友ビル、aune札幌駅前ビルの5ビルがあります。
このうち「aune札幌駅前ビル」の所有者が東急と同グループのじょうてつであると発表されたのが4月のことです。
このことで東急が「東急百貨店さっぽろ店」の移転を含めて北4西3の再開発に参画するのではないかと予想されています。
北4西3再開発事業計画案
札幌市の公式ページには、計画段階環境書という形ですでに掲載されていますが、計画案は2つあります。
配置図
断面図
配置図や断面図を見るとこんな感じです。(※札幌市の計画案ページを参照し作成)
JRタワーの高さと比べてみると高さの規模がなんとなくでも想像できる思います。
また、基壇部とよばれる部分が北4西3街区のほとんどすべての土地を使う約100m×約100mという、かなり大きな面積です。
ヨドバシカメラが2019年11月に大阪梅田でオープンした高さ約150mの「ヨドバシ梅田タワー(リンクス梅田)」を超える規模となります。
高層部にホテルやオフィス、劇場、低層部にヨドバシカメラを含む商業施設の案となっています。
大規模で超高層、期待が高まりますね。
周辺ビルや再開発の様子
北4西3周辺の再開発やビルの様子をあげてみます。
北海道新幹線札幌駅の延伸による札幌駅再開発が北5西1、北5西2で計画がすすめられています。
札幌駅北口側の北8西1再開発。
ヒューリックビルは、ヒューリックノース33ビルとの一体化のため工事中。
大同生命ビルはすでに竣工していますが、コロナウイルスの影響もあり商業施設のオープンを延期しています。
第一生命ビルは建て替えが決まっており、2020年内に解体が始まる予定です。
まとめ
札幌都心の老朽化しているビルは多いため、これからも建て替え等は増えていく予想にはなっています。
ただ、コロナウイルスの影響で建設業にも陰りが出始めていることから、企業も慎重になってくると思います。
北4西3の再開発については、ボーリング調査が始まったりニュースになっているので、再開発が中止なんてことはないハズ。
環境保全や自動車・歩行者の動線確保、日照、景観等に配慮して進めていきます。
駅前がどんなふうに変わっていくんだろうとワクワクしているのは私だけではないようで、妄想動画を見つけました(笑)
かなりイメージがわきます。
私はB案押しです(笑)
ご興味ある方はご覧になってみてください。