大通ビッセ(北洋大通センター)は大通初のタワービル 15周年を迎えました

大通ビッセ

北洋大通センタービルは大通初の高層ビル

大通ビッセ(北洋大通センター)は、札幌市中央区大通西3丁目にある高層ビルです。

北海道拓殖銀行本店があった場所で2007年に解体され、2008年に北洋大通センターが着工、2010年竣工のビルです。

地上19階・地下4階・最高高さ96mで、2010年当時は大通地区のオフィスビルでは初の高層ビルとなりました。

大通ビッセ

地下2階の「札幌駅前通地下歩行空間」と接続したのは2011年3月です。

竣工から1年程経ってからチ・カ・ホ(地下歩行空間)とつながったんですね。

これに合わせて地下2階と地上1階 – 4階は、約30店で構成され「大通ビッセ」として商業部分をオープンさせました。

6階~12階には北洋銀行本部、13階~18階はテナントオフィスです。

地下一階には、セイコーマートの横に昔北海道拓殖銀行本店で使用していた大型金庫の扉がオブジェとして展示されています。

地下貸金庫の扉として設置したもので重量15トン・直径2メートルと国内最大級の大きさなんですよ。

金庫オブジェ

ビルの建て替えと共にその役割を終えたためオブジェとして展示しています。

大通りビッセの外観・内観

建物の外壁は石張りとガラスカーテンウォールが特徴です。

札幌駅前通りと大通公園が交差する場所ですが、4つ角の中では一番歴史のあるビルということなりますね。

ランドマーク的存在と言えます。

大通公園4つ角MAP

下層階は透明感のあるデザインなので夜に灯がつくとまたちょっと違う雰囲気になります。

大通ビッセ

4階までの低層階には北洋銀行の営業店舗と商業施設が入っています。

建物の真ん中が吹き抜けになりエスカレーターが交差しているのが都会的な感じです。

交差エスカ

また、個人的にいいと感じているのは各フロアにかならず座れる場所があることです。

チカホ直結のB2Fにはセイコーマート前に無料休憩スペースがありますし、1階にはBISSE Sweetsがあり毎日たくさんの方が利用しています。

2階以上にも休憩できるスペースがありますので、待ち合わせ等の利用にいいですね。

ビッセスイーツ

1階のビッセスイーツはコロナ禍にお店の閉店がありましたが、オープン当初からの「きのとや」や「町村農場」は出店しています。

きのとや-「クロッカンシュー」も好きですが、大通公園店限定の「オムパフェ」はおすすめです。

町村農場-やはりソフトクリームがおすすめです。

店舗数が減った分、座れるスペースは多くなったため個人的には良かったと思っています。

現在でも観光客がたくさん入る時間は座れないこともあります。

席

 

まとめ

2010年にできたビルなので今年でちょうど15周年なんです。

そのため特別メニューやフェア等も順次行われていますよ。

北洋大通センタービルの前身は北海道拓殖銀行でしたので、北海道や札幌の経済活動が行われた重要な場所ということになります。

バブル崩壊や不正利益提供での1997年の北海道拓殖銀行破綻当時は、銀行でも破綻してしまうんだという驚きとドラマのような悪行って現実にあるんだと若輩ながら認識した年齢でもありました。

大通ビッセは、そんな歴史ある場所に建っているんですね。

今後も札幌中心部を見つめて支えてくれるそんな場所であってほしいです。

公式ページ 大通ビッセ

大通ビッセ
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しょーこブロガー
札幌市の再開発の状況や、建物や空地の土地情報、新店舗等に札幌の色々な話題を発信していきます。 建築知識のない素人なので難しい建築用語はなく簡単な言葉で書いております。 新しい建物や店舗、公園やシンボルとなるような建物はつい目がいってしまい、色々と情報を得てはワクワクしています!