さっぽろテレビ塔を有形文化財に申請へ
さっぽろテレビ塔を2024年度にも国の有形文化財へ申請する動きがあるそうです。
テレビ塔は札幌発のテレビ放送の電波発信塔として1957年に完成し、建設から66年経っていますが耐震基準を満たしていません。
違法性はありませんが、早めに耐震化工事が必要な状態です。
工事費は数十億円かかる模様で、その費用を捻出できない状態です。
もしも有形文化財に登録されれば国の補助金を受けられ工事することができ、現在の様に集客も期待できます。
一市民としても大通公園にテレビ塔がない状態はありえないくらいに日常のの景色になっていますのでぜひ進めてもらいたいです。
さっぽろテレビ塔の魅力
せっかくなのでさっぽろテレビ塔の魅力をご紹介します。
展望台は90.38mありエレベーターで約60秒で行くことができます。
札幌の様々な風景が観ることができます。
展望台内にはオリジナルグッズやテレビ父さん神社があります。
「怖窓」という名の窓もありますからチャレンジしてみてください。
展望台への入場料金は大人1000円/小中学生500円ですが、札幌市民は誕生日前後3日は無料なので覚えておいてくださいね。
プレゼントまでいただけます。
そしてなんと年間パスポートが2000円で購入できるんですよ。
これはお得ですよね。
四季折々の表情があるさっぽろテレビ塔
さっぽろテレビ塔は大通公園のシンボルともいえますので、四季折々の見え方があり存在感をだしています。
ちなみに全国で初めてタワーで重要文化財となったのは中部電力の名古屋テレビ塔(MIRAI TOWER)で2022年に指定されています。
建設されたのも1954年に名古屋テレビ塔、1957年にさっぽろテレビ塔、そして1958年に東京タワー(国登録有形文化財)ですので、同じく名古屋に続き有形文化財になれる可能性もありますね。
歴史的価値もあり、名古屋タワーと同様でテレビ塔としての役目を終え、観光タワーとして生まれ変わったところも一緒ですね。
名古屋タワーにつづいて有形文化財へという感じでしょうね。
まとめ
もしもさっぽろテレビ塔が国の有形文化財にはならなかった場合は、耐震化工事の費用が捻出できないから無くなってしまうの?!
と考えるとちょっと不安はあります。
でも、解体費もかかるので、きっと有形文化財に必ずなる!という確信をもっての申請だと思うんです。
大通公園にテレビ塔がなくなってしまったら嫌ですよね。
何か物足りない寂しい感じになってしまうと思います。
登録までには建造物の規模や種類にもよりますが、半年から1年程度かかるそうです。
2024年申請とありますが、年度末にしても2025年には有形文化財となっていくのではないでしょうか。