札幌駅は工事に囲まれる
札幌駅周辺はこれから再開発が更に活発化し、工事に囲まれることになります。
現在は閉店した商業施設パセオの通りが一部閉鎖しており、通路の天井は電気配線等がむきだしになっている個所もあります。
少しずつ白く明るいパネルがはめこまれてはいますが、店舗のあった場所は改札の周辺も含めむき出し及び簡易な外枠のみになっています。
さらに北口側も新幹線工事のために長い間閉鎖されており、東側と西側を行き来するには遠回りしなくてはいけない状態です。
今後は、南口側も大きな工事がありますので、札幌駅周辺は工事現場に囲まれる形になります。
地図をみながらどこでどんな建物がなくなり、新たに何ができるのかを現在わかっていることを紹介していきます。
新タワービルとバスターミナル
2030年頃に新幹線札幌駅の延伸がきまっているため新幹線札幌駅ができるのはもうご承知の方も多いと思います。
それに伴い札幌駅南口も大きな範囲で再開発を行うことになります。
近々では2023年8月31日に札幌エスタが閉店となり、札幌駅前バスターミナルも2023年9月30日で閉鎖となる予定です。
解体後エスタ跡①(北5西2)と現在青空駐車場②(北5西1)は、商業施設+バスターミナル+新幹線駅への入口+ホテルやオフィスの複合施設となります。
更に新幹線東口が創成川を越えた場所にできる予定なので、新タワービル側から創成川デッキ③ができます。(位置はまだわかりません💦)
なお札幌エスタの解体は、新ビル工事着工が2023年内となっていることから、エスタの閉店後すぐにとりかかるのではないかと思われます。
https://sapporokara.com/2023/02/15/hokoushadousenn/
北4西3再開発 「仮称)ヨドバシ札幌タワー」
南口目の前、札幌駅前通りの北4西3にも高層タワービルができます。
現在北4西3街区④に残っているビルは以下の4棟です。
・北海道建設会館 ・札幌駅前合同ビル ・交洋駅前ビル ・TJ札幌駅前ビル
北4西3西武跡地の再開発ビルは2028年度末に竣工予定なので、逆算するとここ1,2年でこの4つのビルは解体になるのではないかと思います。
北海道建設会館の貸し会議室は2024年2月末までと案内がありますし、交洋ビルの1、2階に入っている「佐藤水産」は、2023年12月に大通西3丁目の北洋ビルでの移転オープンが決まっています。
新しくできるのが「仮称)ヨドバシ札幌タワー」で、35階建て地下6階建ての約200メートルのタワービルとなります。
高層部にオフィスとホテル、低層階に商業施設が入る予定です。
地下6階となっているのは周辺の渋滞を考えて大きな駐車場ができる予定です。
もちろん地下歩道空間に直結となりますよ。
札幌駅西側も変化あり
札幌駅西側にあるセンチュリーロイヤルホテル⑤が老朽化とビルを所有する住友生命札幌ビルとの賃貸契約が満了により2024年5月に閉館することが決まりました。
老朽化ということですので、建て替えはすると思うのですがまだ計画は不明です。
センチュリーロイヤルホテルも2024年5月に閉館ですよ。
札幌駅前、急激に変わりすぎですよね💦 pic.twitter.com/es26UtFgNn— しょーこ@札幌クリップ (@kotton105910) May 25, 2023
更に同じ北5西5街区では、紀伊国屋が入る「SAPPORO55⑥」ビルが、札幌市の土地から竹中工務店へと所有者が変わります。
SAPPORO55ビルと隣のJR55SAPPOROビル⑦は2階でつながっているため今後どのような形になっていくのか注目しています。
まとめ
私のわかる範囲ですが、札幌駅周辺の再開発工事や今後建て替えになりそうな場所をあげてみました。
赤枠がぐるりと札幌駅を囲んでいるでしょ。
工事の開始時期や終了時期は違いますが、重なるところは必ずあるので数年後は工事に囲まれた札幌駅となる予定です💦