札幌-再開発

札幌駅近くに創成川横断デッキ2028年竣工予定-変わる札幌

創成川横断デッキ2028年竣工予定

札幌市は2023年度、北5西1・西2街区再開発ビルと北5東1を創成川上空で結ぶ歩行者動線の予備設計に入る模様です。

2021年10月には、創成川デッキの話は新聞にもでていましたが、今後は基本構造やデザイン等詳細をつめていきます。

2023年の予算案に2800万円を計上しています。

場所は、北5西1に2028年竣工予定で計画している245メートルのタワービルと北5東1の間の創成川上です。

JR駅前タワー

このイメージ↑画像のタワービルの奥、mapでは赤矢印↓の部分です。

創成川横断デッキ

ちなみに北5東1については、まだどのような建物になるのか発表されていません。

前回、創成川デッキについて説明があった際には、幅6メートル、全長60メートルで壁や屋根を設置ということでイメージ図があがっていました。

デッキイメージ

ただ、昨今の資材高騰等の影響で当初よりも事業費は上昇しているものと思われます。

歩行者導線としては横断機能のみとするか、展望機能等を加えたデッキとするかを改めて検討するそうです。

展望デッキとするにはイメージ図を見る限り高い場所ではなさそうなので、北海道新幹線札幌駅駅舎や街の見え方がどのように観えるのかが論点の1つとなりそうです。

横断デッキ

南口に2028年竣工予定の新タワービル

新タワービルは、札幌駅南口にある現エスタ(北5西2)と現在青空駐車場になっている(北5西1)にできる予定です。

JRタワーよりも高いビル

大きな目玉としては、「3つのアトリウム」が整備されることです。

3つのアトリウム

引用:札幌駅交流拠点北5西1・西2地区市街地再開発準備組合

新幹線駅改札直結空間や、南口駅前広場とつながるアトリウム、バスターミナルの待合アトリウムの3つです。

交通利便性を高めて広い空間へ、さらに回遊性を高めたくさんの人が行きかう歩行者ネットワークをめざしています。

2タイプのホテルで様々な滞在需要の受け入れ、最先端オフィス、商業施設や展望施設で賑わいづくり、災害時の一時滞在場所等様々な魅力的な機能があります。

札幌駅南口側はこれから数年で大きく変わります。

2023年着工予定、2028年竣工予定。

そのため現在のエスタは2023年夏には閉店予定です。

ESTA
パセオに続きエスタも閉店 バスターミナルは停留所を集約 札幌駅前再開発札幌駅前にある札幌エスタの営業終了が発表されました。北海道新幹線札幌駅延伸に伴い札幌駅前を再開発するためです。先に同じく駅前商業施設パセオが2022年9月末に営業終了予定です。エスタはその1年後、2023年夏頃に営業終了予定です。...

在来線札幌駅からの動線を考える

札幌市としては、創成川を越えた地区「創成東」にも賑わいを波及させたいと考えています。

ただ、北5東1の建物がまだ未定です。

北5東1にできる建物やテナントによってこの創成川横断デッキの利用率が決まってきそうです。

新ビル

札幌駅在来線側から現エスタの場所にできる新ビルを通り、創成川を渡るとイメージした場合、まずは初めて来た人が周辺を歩きたくなる工夫や街づくりが必要。

デッキができるのは創成川上空ではありますが、タワービル下層階に展望デッキは観光客等があえて訪れるかは微妙なところです。

いずれにしても札幌駅前北5西1、西2の工事着工は2023年度となっていますので秋頃には何かしら新しい情報があると思います。

詳細がわかりしだいアップしていきます。

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