狸小路の再開発ビル名は「モユクサッポロ」
南2西3のサンデパート跡地に建てられている再開発ビル内商業施設の名称が
「モユクサッポロ」に決定しました。
誰も予想がつかない名称ですよね。
「モユク」はアイヌ語で「狸(たぬき)」の意味なんですって。
それなら漢字で「狸」をいれたらいいのにと思いますが、上層階に分譲マンションが入る予定ですからその名称は少しはばかられたのでしょうか・・
狸小路商店街の方々も狸小路の目玉となる場所なので名称にどうにかして「タヌキ」を入れたかったのかもしれないですね。
でも、ロゴにはしっかり狸のお顔がありますよ。
波形があることで人やマチが躍動する様子を表したり、札幌中心部の碁盤の目、施設に集う人々をイメージ。
でも、タヌキ感が一番濃い気もしますね^^
「モユクサッポロ」は札幌駅前通りと狸小路が交差している場所にあり、元サンデパートがあった場所です。
新しいビルは、7階から28階には大京の分譲マンション「ライオンズタワー札幌」、地下2階から7階が商業施設ができます。
その商業施設の総称が「モユクサッポロ」ということになります。
商業施設の中でいまわかっているのは、4階から6階に都市型水族館ができることと7階に屋上広場ができる予定ということです。
引用:南2西3南西地区第一種市街地再開発事業
地下街ポールタウンから直結、年間100万人以上の集客を目指している注目の再開発ビルになります。
2023年7月に開業予定です。
狸小路再開発中のビルに、モユクサッポロって文字がもうはいっていましたよ^ ^ pic.twitter.com/NpCGixnjMQ
— しょーこ@札幌クリップ (@kotton105910) June 22, 2022
「モユクサッポロ」に期待できること
建物の更新期にあたる札幌中心街ですが、狸小路周辺にはまだ老朽化した建物が多く存在します。
防災上や機能上では「モユクサッポロ」が最新の施設となることで、少なからず周辺の商業施設や建物に影響を与えると思います。
大通公園とすすきの交差点の間の場所であり、札幌駅前通りでもあります。
MEGAドン・キホーテをはじめパルコ、三越等の商業施設も近いので手を打たなくても人が集まってくる場所です。
札幌のまちづくりにおいても重要な位置づけを担っています。
屋上広場の他に地下にもオープンスペースをつくる模様。
市電駅も目の前ですし、歩行者ネットワーク形成にもつながります。
引用:南2西3南西地区第一種市街地再開発事業
またマンョンが上層階にあることで都心居住する方が多くなり、賑わいも更に増していくのではないでしょうか。
まとめ
個人的にはやはり都市型水族館「AOAO SAPPORO」に期待しています。
東京池袋のサンシャイン水族館のような規模まではいかなくとも、そこに動物がいるというだけで癒しが生まれそう。
28階建ての建物なので、2022年5月現在よりはもう少し高くなりそうです。
写真:2022年5月11日撮影
商業施設に出店したいテナント向けの説明会もすでに行われたようです。
「ロフト」や「ソニーストア」が入る予定です。
どんなお店が出店するのかも楽しみですね。